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伊勢の高校2年生の三宅淳詞選手、鈴鹿カートレースで4連覇達成

伊勢の高校2年生の三宅淳詞選手、鈴鹿カートレースで4連覇達成

伊勢の高校2年生の三宅淳詞選手、鈴鹿カートレースで4連覇達成

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 鈴鹿サーキット(鈴鹿市)国際南コース(1周1.264キロ)で8月16日、「2015 鈴鹿選手権シリーズ第5戦 カートレース IN SUZUKA」が行われ、伊勢市出身の三宅淳詞(あつし)選手(16)がParilla X30クラスで優勝し、4連覇を達成した。

【その他の画像】伊勢出身高2三宅淳詞選手の走り

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 同シリーズは、エンジンなどの違いによる9つのカテゴリーに分かれ、全7戦の内5~6戦を戦い、レースごとに獲得するポイントの合計でシリーズチャンピオンを決定する。カートレースは、モータースポーツの登竜門といわれている。

 伊勢市出身の三宅選手は現在、伊勢学園高校(伊勢市黒瀬町)の2年生。小学生のころから父親の充司さんと二人三脚でカートレースに出場している。同シリーズ、2011年はFP3/KT100S クラスで総合優勝、2012年から現在のクラスに移行しその年総合5位、翌年2013年総合7位、昨年は出場せず、全日本カート選手権にFS-125クラスから出場し総合7位と健闘した。今年は同シリーズと全日本カート選手権FS-125クラスにフル参戦する。

 これまでの3戦は全てポールトゥウィン(ポールポジションでスタートし優勝すること)で2位以下を圧倒的な強さで引き離している。この日は、東日本に参戦中の選手も多く出場し、エントリー台数は46台となりA・Bの2グループに分けて予選(10周)を戦った。その結果Aグループ1位の中村賢明選手に(広島県)0.306秒及ばず4戦連続のポールポジションはかなわなかったが、決勝レース(16周)では安定的な走りを見せ13分39秒430の記録を出しシリーズ戦4連覇を達成した。

 三宅選手は「2番からのスタートだったが問題なかった。3周目でトップになってその後50番(東京都、佐藤蓮選手)に抜かれたので2番手から相手の走りを見ながら最後に抜くチャンスを狙って待っていたが、12周目に相手がエンジントラブルで自滅、その結果1位のままゴールできた。4連勝できてうれしい。残り試合も優勝して、総合優勝を目指したい」と話す。

 今後の三宅選手のレースは、「全日本カート選手権 FS125部門」(兵庫神戸8月30日、宮城SUGO9月13日、鈴鹿東西統一競技会10月18日)、「鈴鹿選手権シリーズ第6戦・7戦」(11月22日・12月13日)。

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