伊勢市出身の女優・夏樹陽子さんが11月21日、伊勢かぐらばリゾート千の杜(伊勢市佐八町)で伊勢三銀会のセミナーで講師を務めた。
同セミナーは同会が年に一度行っているもの。今回は夏樹陽子流の「人生の楽しみ方」についての講演会。
中学3年までの幼少期を伊勢で過ごした夏樹さんは1977(昭和52)年、映画「空手バカ一代」(東映)で千葉真一さんの恋人役として女優デビュー。「暴れん坊将軍」「ザ・ハングマン」などのテレビドラマや映画、舞台、ミュージカルに出演するほか、近年テレビのバラエティー番組「爆報THEフライデー」「かけこみドクター」(TBS)、「ダウンタウンデラックス」(日本テレビ)、「ペケポン」(フジテレビ)などに出演する。年2、3回、墓参りなどで帰郷し、伊勢に来ると必ず伊勢うどんを食べるという。
夏樹さんは「女優をさせていただいて40年。会社だったら40年間存続させることはすごいことだから、女優を続けているってことは本当にすごいことだと知人から言われて初めて気付いた。確かに会社の経営者はみんなお元気」「18歳のころポルシェが欲しくてカーディーラーのウインドーにへばりついて、そこに展示されていた赤のポルシェを眺めていた。10年掛かって中古のポルシェを買った時にはうれしかった。それからフェラーリに乗り、レースにも参戦した。楽しかった」など自身の体験を披露した。
講演会で「今回はお昼に山口屋(宮後)さんで伊勢うどんを頂いた」と地元ネタを挟む夏樹さんは「三重や伊勢のために、どんどん私を使っていただければ」とも。