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伊勢神宮・古神道を学ぶ研修会 ルーツ求め南伊勢町の仙宮神社にも

伊勢神宮・古神道を学ぶ研修会 ルーツ求め南伊勢町の仙宮神社にも

伊勢神宮・古神道を学ぶ研修会 ルーツ求め南伊勢町の仙宮神社にも

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 度会神道(わたらいしんとう)・伊勢神道と言われる古神道を学び、伊勢神宮や縁の地を巡る研修会が7月14日~16日の3日間、北海道や東京、富山などから参加者を集め行われた。

【その他の画像】神折符について書かれた「神典形象」を学ぶ一行

 研修会は、五十鈴川と勢田川と宮川の合流点にある3社(日和(ひより)神社(伊勢市下野町)、大口(おおくち)神社(同竹ヶ鼻町)、馬瀬(まぜ)神社(同馬瀬町))の宮司を務める冨安(とみやす)利治さんと日和神社権禰宜(ごんねぎ)の西井一浩さんが古神道について勉強会を重ねていたところ、知人らが興味を持ち声を掛け合い、伊勢での開催となった。

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 参加者は2日間、「神宮会館」(伊勢市宇治中之切町)に宿泊し、伊勢神宮内宮(ないくう)、外宮(げくう)を参拝。3日間に、神道祭式作法などを学んだ。15日と16日の早朝には五十鈴川でみそぎを行った。

 15日には、度会神道と関わりの深い「仙宮(せんぐう)神社」(南伊勢町河内)を参拝、加藤實(みのる)宮司より創建の由来や同社の宝物などの説明を受けた。そのほか、「皇学館大学神道博物館」(同神田久志本町)の視察や神宮文庫(同)所蔵の「神道五部書」の写本などを実際に見るなどした。伊勢神宮別宮「瀧原宮」(度会郡大紀町)にも参拝した。

 16日には、日和神社社務所にて、伊勢神宮を創建した第11代垂仁天皇の皇女・倭姫命(やまとひめのみこと)が伝えたとされる「神折符(かみおりふ)」について詳しく書かれた「神典形象(みふみかたどり)」(著書=松浦彦操(ひこぞう))を参考に、実際に折ってその意味について学んだ。

 冨安さんは「今は廃絶してしまった伊勢神道について学ぶことでさまざまな気付きをいただく。特に折符については興味深く、多くの人が関心を示してくれる。まだまだ勉強を始めたばかりではあるが、これからも研究していきたい」と話す。