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志摩市国府・シェブロンタウンに仏国家資格持つパン職人がパン店オープン

志摩市国府・シェブロンタウンに仏国家資格持つパン職人がパン店オープン

志摩市国府・シェブロンタウンに仏国家資格持つパン職人がパン店オープン

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 サーフィンポイントとして知られる国府海岸すぐの小高い丘の上にあるシェブロンタウンの一角に5月1日、パン店「Maki's Bakery(マキズベーカリー)」(志摩市阿児町、TEL 0599-47-3002)がオープンする。

【その他の画像】「Maki's Bakery(マキズベーカリー)」の店内

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 同店店主でパン職人の西澤真子(まきこ)さんは、滋賀県大津市出身。22歳から国内のパン店で約3年間修業した後、フランス・モンマルトルのパン店「Boris Lume(ボリス・リュメ)」で約1年間、帰国後、地元大津市のパン店「Saas-Fee (サースフェー)」で約2年間働き、再びフランスへ。フランス南東部プロバンス地方にある「エコール・インターナショナル・ド・ブランジュリー」で半年間パン作りを学び、フランス国家資格ブーランジェ(パン職人)を取得。今年2月に家族で伊勢志摩を訪れた際、同店でパンを作る人を募集していることを知り、滋賀から移住し、開店にこぎつけた。

 西澤さんは「あれよあれよというタイミングで開店することに。知らない土地で多くの人のおかげでオープンすることができたことに感謝。自分が食べたいパンを好きなタイミングで焼き、お客さまに提供したい。1日30種類前後のパンをそろえる予定」と話す。

 価格は、パン・ド・ミー(食パン)(1斤=280円、1本=540円)、トラディション(バゲット)(280円)、リュスティック(320円)、ベーコンエピ、リンゴとシナモン(以上240円)、クロワッサン(200円)など。

 「お勧めは『リュスティック』。フランス語で野蛮な、野性的な、素朴なという意味を持つパンで、時間をかけて小麦粉をつなぎ、あまりこねないで整形せず切ったままを焼く。国産小麦のキタノカオリを使用し、日本ならではのもっちりとしてしっとりした『リュスティック』に仕上げた」と西澤さん。

 4月27日、28日にプレオープンを行い、焼いたパンは両日とも完売、28日は3時にはなくなったという。

 営業時間は10時~17時(完売次第閉店)、月曜・火曜・水曜定休。

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