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令和元年、奉祝ムードに包まれた伊勢神宮で新天皇即位祝い干菓子振る舞い

令和元年、奉祝ムードに包まれた伊勢神宮で新天皇即位祝い干菓子振る舞い(写真=岩咲滋雨)

令和元年、奉祝ムードに包まれた伊勢神宮で新天皇即位祝い干菓子振る舞い(写真=岩咲滋雨)

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 伊勢神宮内宮(ないくう)で令和元年5月1日、新天皇ご即位を祝い参拝者に4万個の菓子が無料で配られた。

【その他の画像】伊勢神宮内宮で新天皇ご即位を祝い参拝者に4万個の菓子無料配布。

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 菓子は、和三盆糖、粉糖などを使った和干菓「落雁(らくがん)」で「御即位奉祝 神宮」と赤の文字で印刷された長方形の白い箱の中に神宮の神紋「花菱」をかたどった紅白の落雁5つが入ったもの。

 新天皇即位を奉祝して菓子が配布されるのは今回が初めて。

 朝9時から内宮饗膳所(きょうぜんしょ)前で配布を始めたが、配布前から第2鳥居を超えるまでの長い列ができていた。菓子の配布は、ボーイスカウト日本連盟伊勢第7団とガールスカウト日本連盟三重県第1団の子どもたちらが奉仕。子どもたちが両手を添え心を込めて参拝者に菓子を手渡すと、笑顔が広がっていた。

 令和元年の1日は小雨交じりの天気になったが、神域は新緑の若葉の色が際立ち、清々しい空気と共に色とりどりの傘の花が咲いていた。内宮参集殿では、「御即位奉祝行事」として楽師たちによる舞楽が行われていた。

 内宮前に設置した「平成感謝の記帳所」で奉仕続けた「伊勢いなほの会」(伊勢市宇治今在家町)代表の中山緑さんは「平成天皇がご譲位され、新天皇がご即位する令和の始まりに、伊勢の地は奉祝ムードで笑顔があふれている。こんなに幸せなことはない。どうぞお参りにお越しいただければ」と笑顔で話す。

 平成最後の4月30日の伊勢神宮参拝者数は、内宮=約5万2000人、外宮(げくう)=4万1000人、計9万3000人(伊勢神宮広報発表)。

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