三重ニュービジネス協議会(伊勢市朝熊町)や多気町商工会(多気郡多気町)などが5月18日、原田武夫さんを招いて経済講演会を多気町文化会館(多気町)で開催する。
原田さんは、元外交官で現在、シンクタンク「原田武夫国際戦略情報研究所」(東京都千代田区)代表。「すべての日本人に情報リテラシーを」と情報リテラシー教育を多方面に展開。2017年から国際商業会議所(ICC)G20 CEO Advisory Groupメンバー。
講演テーマは「これから何が起きるのか?あらかじめ知り、動く」。地方においてもグローバルな視点で大波を乗り越えることができるように「今、何が起きているのか」「世界の基本的な構造を知る」「これまでのシステムの根本と我が国が『戦後復興』が可能になった理由」「次はどこに向かうのか」「我が国の本当の役割」「日本デフォルトはあるのか、またその先にある要とは」をサブテーマとして、これから半年後、1年後、数年後に想定される経済的危機などについて学ぶ。
主催者の「B's shoP(ビィーズショップ)」(多気町)代表の馬場正典さんは「近い将来、リーマンショック級の株価暴落、日銀破綻などが起こりうるかもしれない。個人事業主や小・中企業のような体力の無い事業者がその危機を乗り越えて前に進むことはとても大変なこと。事前に知ることで、少しでも被害を小さくして、地方の人々が次の世代・時代へ進むことができればと思い講演会を開催する。多くの人に来ていただければ」と話す。
講演時間は14時~16時、入場無料。