伊勢市の2輪チーム「アケノスピード・ヤマハ」が8月31日・9月1日、岡山国際サーキット(岡山県美作市、1周3.703キロ)で行われた「2019年MFJ全日本ロードレース選手権第6戦」ST600クラスに稲垣誠監督兼選手、南本宗一郎選手、仲村優佑選手の3人が出場し、健闘した。
【その他の画像】アケノスピードのイエローマシン 稲垣誠監督兼選手(右)と南本宗一郎選手(左)
8月31日の予選レースに48台が参加し、予選を通過した40台が9月1日の決勝レースに臨んだ。稲垣選手は8番、南本選手は9番、仲村選手は23番で予選を通過、雨となった決勝レース(16周)を南本選手が27分43秒096で6位、稲垣さんが27分47秒482で9位、仲村選手が28分50秒083で36位に。南本選手は15ポイントを獲得し、総合ランキングで3位に着けた。
南本選手は鈴鹿サーキット国際レーシングコースで行われた7月28日の「第42回2018-2019 FIM世界耐久選手権最終戦『コカ・コーラ』鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐)」に臨むための26日午前の練習走行で激しく転倒し、ひ臓を損傷し、即入院、回復が危ぶまれていた。
稲垣監督は「本当に一時は宗一郎の怪我の具合が良くなく、どうなることかと心配していたが、何とか入賞することができ、シリーズも3位をキープすることができた。宗一郎専属でトレーナーを付け、走る前からケアをしていたのが効果的だったのだと思う。今回の岡山は天候が不安定でセッティングなど、全選手なかなか難しいレースだった。そんな中、宗一郎はよく頑張った。次回九州は完璧な状態でレースをさせて、ランキング上位獲得する」と話す。
優勝=小山知良選手(日本郵便 HondaDream TP)27分29秒926、2位=國峰啄磨選手(同)27分30秒091、3位=長尾健吾選手(NCXXRACING&善光会 TEAMけんけん)27分30秒898。決勝日の天気は雨、ウエットコンデション、観客は、8月31日=2600人、9月1日=5000人。