志摩市在住の写真家・泊正徳さんが11月1日から、「鳥羽大庄屋かどや」(鳥羽市鳥羽、TEL 0599-25-8686)で写真展「伊勢・鳥羽・志摩百景」を開催する。
泊さんは、伊勢志摩から見える富士山や伊勢神宮、祭りやその風景などを撮る写真家。
会場は、江戸時代に大庄屋、その後大正まで薬店を営んでいた広野藤右衛門の旧家。2006(平成18)年に登録有形文化財に指定され、2011(平成23)年に改修工事が行われ復元された。旧鳥羽街道の沿道に建ち、木造平屋及び2階建ての母屋と内蔵、土蔵、庭園などを一般公開する。
同展では、伊勢神宮の祭典、二見興玉神社の夫婦岩(めおといわ)、伊勢、鳥羽、志摩からの富士山、各地の祭りのほか、昨年の「第65回伊勢市美術展覧会」に出品し伊勢市長賞を受賞したフラメンコの写真など19点を展示する。
泊さんは「この写真展を通して、伊勢・鳥羽・志摩の魅力を再発見していただければ」と話す。
開館時間は10時~16時。火曜休館。11月24日まで。