「みなとオアシス 志摩ジャズフェスティバル(SHIMA JAZZ FESTIVAL)2019」実行委員会が12月3日、台風20号で被害に遭った志摩市民への義援金として集めたお金を竹内千尋志摩市長に手渡した。
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同実行委員会は、10月22日に志摩観光ホテルザ・クラシック(志摩市阿児町)でジャズフェスティバルを開催し、会場となった同ホテルプールサイドに約200人のジャズファンを集めた。この日は、「即位礼正殿の儀」が宮中で行われた日で一方、朝から台風20号が志摩市を直撃したため、フェスの開催も危ぶまれていたが、午後には秋空の爽やかな日となった。
義援金は、同実行委員会メンバーが台風で浸水した地域があったことを憂い、急きょ募金箱を作り、ライブ開催中に支援を呼び掛けたもので、現金で6万3,829円が集まった。
同実行委員会メンバーでジャズピアニストのMasaco西嶋さんと志摩市在住の西嶋一彦さんが「少しでもお役に立てれば」と募金箱と目録を竹内市長に手渡すと、竹内市長は「ジャズフェスティバルも大成功に終わり、このように被災者への支援活動にも動いていただき、大変有り難い」と答えた。
Masaco西嶋さんは「今回ジャズフェスが実現できたのは地元の皆さまのおかげ。来年以降も続けてジャズフェスが開催できるように盛り上げていきたい。ある大きなジャズ関連の企業も興味を示していただいているので、今からとても楽しみ。ニューポートジャズフェスティバルのように世界からお客さまを呼べるようなフェスにしていくことができれば」と瞳を輝かせる。