伊勢市小俣町出身の星野誠さんが3月6日、海鮮鉄板焼き・お好み焼き店「浜省(はましょう)」(鳥羽市小浜町、TEL 0599-20-4165)をオープンする。
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明野高校(小俣町明野)出身の星野さんは、名古屋で約17年間厨房(ちゅうぼう)に立ちラーメン店の店長を務めてきた。2年前に鳥羽市のホテルに勤務するため鳥羽市に移住。出勤途中にあった空き店舗を見つけ、昨年から出店準備を進めてきた。一方で、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて伊勢志摩で困っている飲食店を応援しようと、SNS上に「伊勢志摩応援隊」を立ち上げ、飲食店のテークアウト商品の販売促進などの情報発信をするなど活動を続けている。
メニューは、お好み焼き・焼きそば・焼きうどんそれぞれ、野菜(500円)、ブタ、イカ(以上650円)、エビ(700円)、冬季限定カキ(900円)、イカ・エビ・ブタのミックス(800円)、イカ・エビ・カキの海鮮ミックス(850円)、ビール、ハイボール(以上500円~)、サワー(400円)など。
そのほか、明野高校の高校生たちが育てたブランド豚「伊勢あかりのぽーく」を使ったお好み焼き、焼きそば、焼きうどん(以上1,000円)、冷しゃぶ(750円)メニューを提供。鳥羽市の答志島で生産するブランドカキ「桃こまち」の中の極上ブランド「極(きわめ)」「和(なごみ)」を使ったお好み焼き(2個~3個入り)極(1,500円)、和(2,000円)や、カキ1個単品では極(600円)、和(800円)を個数限定で用意する。
星野さんは「後輩たちが育てた『伊勢あかりのぽーく』は肉質がよく、脂身がとても甘くおいしい最高の豚肉。とても希少で常に準備できるかどうか分からないが、できる限りメニューとして提供していきたい。母校のPR、応援になれば」と話す。
星野さんは「店名の『浜省』は、歌手の浜田省吾さんが大好きなのと、ここの地名の小浜の浜を付けたかった。店の目の前が海なので2階席は眺めもいい。おいおい活用していきたい。オリジナルメニューとして中華そばも提供する予定。鳥羽で捕れた魚介類を鉄板で調理するメニューも提供していければ」とも。
営業時間は、11時30分~14時、17時~22時。水曜定休。