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「伊勢志摩エバーグレイズ」のノウハウ、琵琶湖にも グランピングやカヌー体験

「伊勢志摩エバーグレイズ」のノウハウ、琵琶湖にも グランピングやカヌー体験(撮影=岩咲滋雨)

「伊勢志摩エバーグレイズ」のノウハウ、琵琶湖にも グランピングやカヌー体験(撮影=岩咲滋雨)

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 アメリカンスタイルのオートキャンプ場「伊勢志摩エバーグレイズ」(志摩市磯部町)を運営するエバーグレイズ(同)が4月20日、直営2カ所目となる「エバーグレイズ琵琶湖」(滋賀県大津市)を琵琶湖国定公園内にオープンした。

【その他の画像】エバーグレイズ琵琶湖4月20日にグランドオープン

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 「伊勢志摩エバーグレイズ」は1994(平成6)年、アメリカ最大のキャンプ場チェーン「KOA」に加盟し「KOA志摩磯部キャンプグラウンド」としてオートキャンプ場の運営を始めた。2004(平成16)年5月から現在の名称に変更しリニューアルオープン。2013(平成25)年6月にグランピングプランを提供し、2014(平成26)年5月に日本初となる「グランピング」施設を完成させ、「グランピング」の名を全国に広めた。今年創業27年。

 「エバーグレイズ琵琶湖」は、松林が美しい琵琶湖畔・近江舞子中浜水泳場がある近江舞子沼・近江舞子内湖(ないこ)と呼ばれる近江舞子の内湖に隣接した敷地に独立型ヴィラ(宿泊棟)とセンターハウスなどを建て、内湖内の湿地を整備した。JR西日本・湖西線の近江舞子駅から徒歩5分。

 宿泊棟は、内湖とつながる水路に面したカヌー付きの「クロコダイル」(14棟)と「フラミンゴ」(7棟)、子ども向け遊具付きの「イーグル」やドッグラン付きの「パンサー」など8種類、計35棟(第2期工事で15棟追加、計50棟を計画)。エアコン、トイレ、シャワー、ベッド、電子レンジ、湯沸かし器、冷蔵庫、Weber社製の電気グリルなどが付く。

 同社社長で日本グランピング協会(東京都中央区)会長でもある松本寛さんは「かねて伊勢志摩から遠くない関西圏に新しい施設を造りたいと土地を探していたところに、京阪電鉄不動産(大坂府大阪市)の所有地開発の話があり、共同で進めることになった。開発にかかる費用などを含めた土地と建物等を京阪電鉄不動産から賃借し、運営する。この地は琵琶湖と共に内湖の自然が素晴らしく伊勢志摩とはまた違った自然環境に魅力を感じてもらえると思う」と話す。

 松本さんは「近江舞子駅から徒歩約5分で、京都駅から約30分、新大阪駅から約1時間と好立地。平日に仕事が終わってから手ぶらでグランピングをして、次の日にまた出勤するという楽しみ方も十分可能。伊勢志摩とは違った都市型のライフスタイル、今後のグランピング、そしてその次のアウトドアライフの楽しみ方を提案できる施設として充実させていきたい」とも。

 1日10サイト限定の「グランピングセット」(大人=5,200円~、小人=1,900円~)はステーキ、ロブスターなどのバーベキュー用食材に調理器具、調味料などのセットと、寝具やアメニティーなどが付く、手ぶらでグランピングが楽しめるセットを用意する。

 料金は、大人2人、車両1台、朝食付きで2万600円~。チェックイン=14時~16時、チェックアウト=11時。

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