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伊勢「麻福」がカフェ出店  麻の実入りベーグルなど「食べる麻」商品提供

伊勢「麻福」がカフェ出店  麻の実入りベーグルなど「食べる麻」商品提供

伊勢「麻福」がカフェ出店  麻の実入りベーグルなど「食べる麻」商品提供

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 麻を使った衣料品や日用品の製造販売を手掛ける「麻福(あさふく)」(伊勢市本町、TEL 0596-64-8111)がカフェ「ASAFUKU CAFE」(一之木、TEL 0596-34-2010)をオープンして6か月がたった。

【その他の画像】麻福カフェ2号店

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 伊勢神宮外宮(げくう)北御門前に本店を構える同店は2020年11月、キャンピングカーを活用した店舗で麻の実を使ったピザなどを提供するカフェ「ASAFUKU CAFE」を試験営業してきた。昨年、麻の実入りのベーグルをメインに「食べる麻」商品の製造・販売と料理を提供する実店舗を出店。ネット販売も本格的に乗り出した。

 昨年12月には、ピザ用オーブン導入や、商品の品質を維持する急速冷凍庫(ブラストチラー・ショックフリーザー)などの購入費用88万円の資金支援者をクラウドファンディングで募集。当初の目標額を3日で達成し、ネクストゴールとして「麻でつくったオリジナルの軽トラ・モバイルハウス」をキッチンカーに改造する費用を追加で募集したところ、237人から256万8,460円を集めた。

 カフェでは現在、北海道産小麦と麻の実粉をブレンドし、天然酵母で作ったピザ、ベーグル、スコーン、ビスコッティなどを提供している。営業時間は11時~14時。月曜・水曜・金曜・日曜定休。

 「麻福」社長の北村隆匡さんは「麻の実は完全食・スーパーフードといわれるなど栄養価も高く評価されているが、麻の実食品は日本では海外輸入に依存している。一番身近な食を通して麻の持つ素晴らしさを多くの人に知ってもらいたいと思い、カフェ営業や冷凍商品のネット販売に乗り出した」と話す。

 「麻は建材としても非常に優れた素材。麻のインテリアを組み合わせるなど、最終的には麻が持つ機能性を生かした『住』環境づくりにも取り組んでいきたい。かつての日本人がそうだったように、衣食住に取り入れた暮らしのスタイルも提案していきたい」と意気込む。

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