志摩観光ホテル(志摩市阿児町)が「国際女性デー」に合わせて現在、ロビーやラウンジ、レストランなどに飾る花を黄色一色にしている。
【その他の画像】志摩観光ホテルフロントロビーに飾られた黄色の花
1975(昭和50)年に国連が3月8日を「国際女性デー」と制定したことに合わせて、同ホテルを含む「都ホテルズ&リゾーツ」のグループ18のホテルが今年から、女性が輝く社会の実現や女性によるSDGs推進などを目指す「HAPPY WOMAN FESTA 2022」を始めた。各ホテルではそれぞれさまざまな企画を展開している。
同ホテル「ザ クラシック」と「ザ ベイスイート」内に飾った花は、サンシュウ、ウイキョウ、スナップ(金魚草)、菜の花、ユリ、アルストロメリア、スイートピーなど全て黄色。2016(平成28)年にこのホテルで世界平和や経済問題などについて議論されたG7首脳会議「伊勢志摩サミット」で使用された「サミットテーブル」の中央にも黄色の花が飾られている。
黄色の花は、2~3月に開花するミモザの花が黄色であることから国際女性デーのテーマカラーとなった。この日は別名「ミモザの日」とも呼ばれている。
2014(平成26)年11月から同ホテルの総料理長に就任する樋口宏江さんは、当時、同ホテルグループ内で唯一女性だった。ホテル担当者は「女性が生き生きと輝けるホテルとして、SDGsの5番『ジェンダー平等の実現』、17番『パートナーシップで目標達成』に取り組んでいきたい」と話す。「伊勢志摩国立公園の豊かな自然と、御食(みけ)つ国とうたわれた志摩ならではの食体験で、体と心を解き放つ『リトリートステイ』を体感いただきたい」とも。
3月31日まで。