伊勢志摩が舞台の映画「法定相続人~人生で一番影響を受けた本、それは銀行の預金通帳である。~」(仮)の撮影スタッフと製作実行委員会のメンバーらが3月26日、宇賀多神社(志摩市阿児町)で撮影の安全と映画のヒットを祈願した。
映画「天外者(てんがらもん)」(2020年)などを撮った田中光敏さんが監督を務め、2023年春の全国ロードショーを目指す同映画。三重県・伊勢志摩の真珠養殖を営む家族に起こった相続劇を、笑いあり涙ありの社会派ハートフルコメディーに仕上げ、高齢化社会、認知症、家族、財産相続、成年後見制度など、人の幸せの在り方を問い掛ける。
天照大神(あまてらすおおみかみ)と須佐之男命(すさのおのみこと)との間で交わされた誓約(うけい)で生まれた五男三女神を祭る同神社。西尾拓也宮司が祝詞(のりと)を奏上すると橋爪吉生映画製作実行委員長や田中監督らが玉串を奉納した。
橋爪実行委員長は「2年程前から準備を進め、ようやくスタートラインに立つことができた。地域の人たちと共にこの映画を作り、元気な伊勢志摩地域、三重県になるように祈念する」と力を込める。
田中監督は「美しい風景、自然が生み出す真珠、真珠づくりに向き合っている人たちを、さらに美しく撮れるかが勝負どころ。スタッフは50人~60人が志摩市に滞在、キャストや関係者を入れると100人くらいが常時動くことになる。約1カ月間の撮影で、映像の80%以上が伊勢志摩・三重になると思う。大成功できるように、みんなと力を合わせて頑張っていきたい」と話す。