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伊勢志摩が舞台の映画「法定相続人」 撮影に向け懸垂幕とのぼり旗で応援

伊勢志摩が舞台の映画「法定相続人」 撮影に向け懸垂幕とのぼり旗で応援

伊勢志摩が舞台の映画「法定相続人」 撮影に向け懸垂幕とのぼり旗で応援

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 伊勢志摩が舞台の映画「法定相続人~人生で一番影響を受けた本、それは銀行の預金通帳である。~」(仮)の撮影を応援しようと3月1日、志摩市役所(志摩市阿児町)に懸垂幕が掛かり、市内各所にのぼり旗が掲げられた。

【その他の画像】田中光敏監督

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 2023年春の全国ロードショーを目指す同映画。三重県・伊勢志摩の真珠養殖を営む家族に起こった相続劇を笑いあり涙ありの社会派ハートフルコメディーに仕上げ、高齢化社会、認知症、家族、財産相続、成年後見制度など、人の幸せの在り方を問い掛ける。

 映画「海難1890」(2015年)、「天外者(てんがらもん)」(2020年)などの監督を務めた田中光敏さんがメガホンを取り、NHK大河ドラマ「天地人」(2009年)や「花燃ゆ」(2015年)などの脚本を手掛け、田中さんの作品でもタッグを組んできた小松江里子さんが脚本を担当する。配給はイオンエンターテインメント(東京都港区)。

 志摩市役所本庁舎(志摩市阿児町)前で映画の応援セレモニーが行われ、「法定相続人~人生で一番影響を受けた本、それは銀行の預金通帳である。~(仮)志摩市はみんなで楽しく応援しています」とプリントした懸垂幕を、東京から駆け付けた田中さん、橋爪吉生映画製作実行委員長、橋爪政吉志摩市長、西尾新志摩市観光協会長、出口勝美志摩市商工会会長の5人で掲げた。そのほか、300本以上ののぼり旗と2000枚のポスターなどの応援グッズを用意した。

 田中さんは「まだ『(仮)』なので変更の可能性もあるが、人を幸せにするための制度や法律が反対に不幸を招いていること、お金しか信じていない人やそうでない人を映し、『求めるべき幸せ』とは何かを問う映画にしたい」と話す。

 「3月下旬のクランクインを予定している。PCR検査会社がスポンサーになってくれたので、スタッフや俳優たちは検査の後に三重に入るように徹底する。現在、キャスティング発表や記者会見、クランクインの日程調整など大詰めで、ベストなタイミングを調整している最中。できれば映画に出演してもらう役を一般から募集する公開オーディションも3月中に実施したい。地域全体で映画製作を応援していただければ」とも。

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