「2022FIM世界耐久選手権第3戦『コカ･コーラ』鈴鹿8時間耐久ロードレース 第43回大会（鈴鹿8耐）」に参戦中の伊勢の2輪チーム「アケノスピード・ヤマハ」が8月5日の予選レースで、SSTクラス4位、総合24位につけた。

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　鈴鹿サーキット国際レーシングコース（鈴鹿市稲生町、1周5.821キロ）で繰り広げられる真夏の祭典＝鈴鹿8耐。今年は12カ国45チームが参加。新型コロナウイルス感染症の影響で開催は3年振り。

　広域伊勢志摩圏内からは、伊勢市出身の国際ライダー・稲垣誠さんがオーナー兼監督を務める同チームが、SST（改造条件が狭く、ほぼノーマルエンジンのマシン）クラスに参戦。全日本ロードレース選手権ST600クラスに参戦中の23歳・伊達悠太選手（広島県出身）と18歳・阿部真生騎選手（東京都出身）、22歳・菅原陸選手（埼玉県出身）の3人で8時間を走り抜く。

　予選レースで伊達選手が2分09秒351、阿部選手が2分11秒839をマークし、SSTクラス13チーム中4位につけ、優勝も狙える位置をキープした。

　稲垣監督は「選手のコンディション、マシンセッティングはいい感じだと思う。あとはタイヤ交換の時間をどこまで短縮できるか。練習では1分30秒前後掛かっているので1分以内していきたい。30秒をコースで取り戻すのは難しいので」と話す。

　決勝レースは8月7日、11時30分スタート、19時30分終了予定。