伊勢の2輪チーム「AKENO SPEED・YAMAHA(アケノスピード・ヤマハ)」(伊勢市小俣町)が9月17日・18日、岡山国際サーキット(岡山県美作市、1周3.747キロ)で行われた「2022年MFJ全日本ロードレース選手権第7戦」に出場した。
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2015(平成27)年からプライベートチームとして毎年全日本ロードレース選手権に選手を送り出す同チームは、伊勢市出身の稲垣誠さんが監督兼オーナーを務める。今シーズンは、ST1000クラスに南本宗一郎選手(3番)がヤマハYZF-R1、ST600クラスに伊達悠太選手(7番)、井手翔太選手(12番)がそれぞれヤマハYZF-R6で参戦する。
ST1000決勝レース、5番グリッドからスタートした南本選手は、15周を23分37秒220で4位、ヤマハ勢ではトップタイムを記録した。1位の渡辺一馬選手との差は9秒551。ST600決勝レースは2度の赤旗中断と台風の影響による雨も降り出し波乱のレース展開となった。伊達選手は10周を18分41秒787で8位でマークし、井手選手は2度目の赤旗中断時に転倒し再スタートできたもののマシンの不調によりリタイアした。
5レースを終えた暫定のポイントランキングは、南本選手が計54ポイントで5位、井手選手が前回、前々回連続の表彰台3位獲得のポイントが加算され41ポイントで7位、伊達選手は25ポイントで9位となっている。11月5日・6日の鈴鹿サーキット第8戦が最終戦となる。