伊勢の2輪チーム「AKENO SPEED・YAMAHA(アケノスピード・ヤマハ)」(伊勢市小俣町)の井手翔太選手が11月6日、鈴鹿サーキット(鈴鹿市)で行われた「2022年MFJ全日本ロードレース選手権第8戦」ST600クラス決勝レースで念願の優勝を果たした。
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伊勢市出身の稲垣誠さんが監督兼オーナーを務める同チーム。今シーズンは、ST1000クラスに南本宗一郎選手(3番)がヤマハYZF-R1、ST600クラスに伊達悠太選手(7番)、井手選手(12番)がそれぞれヤマハYZF-R6で出場する。
5番グリッドからスタートした井手選手は12周を28分39秒004で初優勝を飾った。チームメートの伊達選手は28分46秒622で5位入賞。
井手選手は「これまで3位表彰台を2回経験していたが優勝は初めて。鈴鹿での優勝はライダーの憧れでもあるのでとてもうれしい。優勝できて安心したというのが率直な感想。今回の優勝を弾みに来期チャンピオンを目指していきたい」と話す。