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志摩市賢島で「賢島映画祭」 グランプリは「ぐるり1200キロ、はじまりの旅」

志摩市賢島で「賢島映画祭」 グランプリは「ぐるり1200キロ、はじまりの旅」(撮影=岩咲滋雨)

志摩市賢島で「賢島映画祭」 グランプリは「ぐるり1200キロ、はじまりの旅」(撮影=岩咲滋雨)

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 「地域主役型映画」を集めた映画祭「賢島映画祭」が11月6日、「賢島宝生苑(ほうじょうえん)」(志摩市阿児町神明)で開催された。グランプリには香西志帆監督の「ぐるり1200キロ、はじまりの旅」が選ばれた。

【その他の画像】賢島映画祭の様子

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 今年で8回目となる同イベント。主催は、映画を通して地域を元気にしていこうと取り組む「志摩ムービークルーズ」(大王町船越)。来年公開の伊勢志摩が舞台の映画「親のお金は誰のもの 法定相続人」監督の田中光敏さんが審査員長を、編集技師の川島章正さん、スクリプターの松澤一美さん、プロデューサーの東友章さん、志摩ムービークルーズ会長の橋爪吉生さんが審査委員を務めた。

 出品作品は、「主役クラスのキャストが最低1人その地域の人であること」「本編が30分以上であること」などの応募条件を設け、映画としての技術的完成度よりも撮影した地域の人々の特色を魅力的に伝えられたかという観点で評価する。地域復興の原動力となると認めた最優秀作品に「グランプリ賞」、優秀作品に「準グランプリ賞」、そのほか作品に対して「特別賞」、個人賞として「主演男優賞」「主演女優賞」「助演男優賞」「助演女優賞」を決定する。

 この日は9時から、応募作品の中から6作品を上映。審査委員と共に一般の映画ファンも鑑賞した。6作品は、「幸福(しあわせ)な結末」(岩松あきら監督、愛知県)、「ぐるり1200キロ、はじまりの旅、香川県」(香西志帆監督)、「月を見上げる」(石丸みどり監督、愛知県)、「ぶきっちょ」(遠藤健一監督、兵庫県)、「コーンフレーク」(磯部鉄平監督、大阪府)、「My town, TOKYO」(小野光洋監督、東京都)。

 審査結果は、グランプリ=「ぐるり1200キロ、はじまりの旅」、準グランプリ=「月を見上げる」、特別賞=「コーンフレーク」。主演男優賞=浪花ゆうじさん(ぶきっちょ)、主演女優賞=高田怜子さん(コーンフレーク)、助演男優賞=山中聡さん(ぐるり1200キロ、はじまりの旅)、助演女優賞=森本恵美子さん(月を見上げる)。

 グランプリを受賞した香西監督は、映画づくりを始めて約16年、これまで100本以上の映像作品を撮っているが、60分以上の映画は今回の作品で3本目になるという。香西監督は「映画が好きで撮っていたが、地域に貢献したいという思いが強くなっていった。実際に映画を見て地域に来てくれる人もいて、そういう経験も何度もあり地元の人からもとても喜んでもらい、自分自身の喜びにもなっている。地域に密着した映画祭があることを知り、この映画祭で評価されたことがとてもうれしい。遠く来てよかった」とほほ笑む。

 田中審査委員長は「現場の中でキラキラと輝く役者たちの芝居の力があってこそ作品は一層の輝きをみせ、観客に伝わっていくのだと感じた。賢島映画祭が大切にしている、舞台になったそのまちの皆さんと一緒にそのまちの魅力を伝えていくことがとても大切なことだと理解し、魅力的なことだと思う。映画作りと共に素晴らしいまちが、日本が、豊かになっていくことを願う」と話す。

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