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伊勢神宮、2022年年間参拝者数600万人超え 一昨年よりも増加

伊勢神宮、2022年年間参拝者数600万人超え 一昨年よりも増加(撮影=加藤直人)

伊勢神宮、2022年年間参拝者数600万人超え 一昨年よりも増加(撮影=加藤直人)

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 神宮司庁(伊勢市宇治館町)は、2022年の伊勢神宮内宮(ないくう)と外宮(げくう)の年間参拝者数の合計が603万7417人(内宮410万8687人、外宮192万8730人)と発表した。

【その他の画像】伊勢神宮内宮の様子

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 2019年12月に中国・武漢市で感染者が報告された新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。2020年1月15日に最初の感染者が確認された日本でも、感染者が拡大しわずか数カ月でパンデミックと言われる世界的な流行となった。年間参拝者数は、2019年には972万9616人(内宮636万9505人、外宮336万0111人)を記録し、歴代3位になったが、コロナ禍の2020年は553万7811人(内宮361万8530人、外宮191万9281人)と減少、2021年は382万7451人(内宮260万5788人、外宮122万1663人)と過去10年間で最も少ない参拝者数となった。

 1895(明治28)年からの集計歴代1位は、両宮の式年遷宮が行われた2013(平成25)年の1420万4816人(内宮884万9738人、外宮535万5078人)。2013年からの10年間で8462万7364人が伊勢神宮を訪れた。2014(平成26)年からの年間参拝者数は以下の通り。

 2014(平成26)年1086万5160人(内宮680万9288、外宮405万5872人)、2015(平成27)年838万2278人(内宮548万9703人、外宮289万2575人)、2016(平成28)年873万9211人(内宮579万3374人、外宮294万5837人)、2017(平成29)年879万8351人(内宮581万5560人、外宮298万2791人)、2018(平成30)年850万5253人(内宮562万1645人、外宮288万3608人)、2019(平成31・令和元)年972万9616人(内宮636万9505人、外宮336万0111人)、2020年553万7811人(内宮361万8530人、外宮191万9281人)、2021年382万7451人(内宮260万5788人、外宮122万1663人)、2022年603万7417人(内宮410万8687人、外宮192万8730人)。

 2022年の大晦日、お礼参りを済ませた参拝者が伊勢神宮内宮の正宮(しょうぐう)を出ると、正宮前の階段下には初詣を待つ参拝者が行列を作っていた。23時59分、参拝者から新年のカウントダウンの声が始まった。残り10秒となるとその声が最大になり神域に響き渡って、一斉に参拝者が板垣南御門から入り手を合わせた。

 新年からの参拝時間は、1月1日~4日までは終日(24時間)、5日は0時~20時、6日~8日は5時~20時、9日以降は5時~18時まで。

 伊勢神宮では、1日「歳旦祭(さいたんさい)」、3日「元始祭(げんしさい)」、7日「昭和天皇祭遙拝(ようはい)」、10日「大麻暦奉製始祭(たいまほうせいはじめさい)」、11日「一月十一日御饌(みけ)」の祭典が行われる。

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