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三重の季刊誌「NAGI」が冬号刊行 犬好き県で「犬と暮らせば」

三重の季刊誌「NAGI」が冬号刊行 犬好き県で「犬と暮らせば」

三重の季刊誌「NAGI」が冬号刊行 犬好き県で「犬と暮らせば」

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 伊勢の出版社「月兎舎(げっとしゃ)」(伊勢市馬瀬町)が昨年12月、季刊誌「NAGI(凪)」No.91冬号を刊行した。

【その他の画像】凪NAGI冬号「犬と暮らせば」

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 今号では、「紀州犬」のふるさと美浜町坂本で紀州犬を育てる亀田昭治さんを、江戸時代に犬が単独で伊勢参りをしたという「おかげ犬」を特集。渋谷駅前の「忠犬ハチ公」の飼い主・上野英三郎は津市久居出身で、三重県にも「ハチ公像」があることを紹介する。

 そのほか「はたらくワンコたち」として、譲渡困難な保護犬を引き取り、生き辛さを抱える人の散歩のパートナーとして犬の社会的地位向上と障がい者の社会参加を両立させようと取り組む動物福祉団体「ピースデザイン」(志摩市)や畑の農作物を獣害から守るために活躍する犬と共に農業を行う「高橋農園」(多気町)などの犬を紹介。

 編集長の坂美幸さんは「三重県は、人口100人当たりの犬の登録頭数が全国上位(2015年1位、以降2位)の犬好き県。気候温暖で海・山・川と犬連れで遊びに行けるところが多い。人類が初めて家畜化した動物は犬。初めは狩猟のパートナーとして、農耕文明を迎えてからは番犬として共存してきた。現代でも犬は人間を助けるためにさまざまなところで活躍する。犬が大好きな県民を取材し、人と動物が共生できる社会のあり方を考えた」と話す。

 価格は720円。

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