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三重の季刊誌「NAGI」生産高全国3位の三重の茶「伊勢茶」を特集

三重の季刊誌「NAGI」夏号、生産量全国3位誇る三重の茶「伊勢茶」を特集

三重の季刊誌「NAGI」夏号、生産量全国3位誇る三重の茶「伊勢茶」を特集

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 季刊誌「NAGI(凪・なぎ)No.89夏号」が6月1日、発行された。出版は「月兎舎(げっとしゃ)」(伊勢市馬瀬町)。

【その他の画像】NAGI夏号は「伊勢茶」を特集

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 農林水産省によると、2021年度の日本茶(荒茶)の生産量は静岡県が2万9700トン、鹿児島県が2万6500トン。上位1、2位だけで全体の約80%を占める中、三重県が5360トンで3位に入る。今号では生産量全国3位の三重の日本茶「伊勢茶」を特集する。

 特集では、県内の主な伊勢茶の産地を取り上げ、主産地として日本一のシェアを誇る北勢地域の「かぶせ茶」や南勢地域で主に生産される「深蒸し茶」などを紹介。「茶農家が運営する日本茶カフェ」や「茶のスイーツ工房」「茶商の仕事」などのほか、「やまりん製茶 」(大台町)の有機栽培の粉末ティーや「伊勢商人」(伊勢市)の伊勢茶スパークリングを「お茶の新提案」として商品をピックアップする。

 茶王や茶聖と呼ばれた大谷嘉兵衛も取り上げている。嘉兵衛は、松阪市飯高町出身で横浜で茶商となり、日本茶の輸出や全国の茶業組合の統一による品質向上や産地の発展などに寄与した。

 編集長の坂美幸さんは「日頃から普通に日本茶を飲んできたが、取材して分かり新鮮だったのは、北勢では圧倒的にかぶせ茶が、同じく南勢では深蒸し茶が飲まれているのに、売り場にはほとんど並んでいないこと。それだけ地域に根付いて不満がないという証拠だと感じた。明治時代は輸出を意識していたので、紅茶品種も多く栽培されていたことを知ったのは発見だった。鵜方や亀山に残る紅茶品種の古木も、紙幅があったら紹介したかった」と話す。

 坂さんは「実はコーヒー党だったが、取材前から伊勢茶ばかり飲むようになり、今では和菓子党にもなった。いなべ、四日市、鈴鹿、亀山、美杉、松阪、度会、大台…。それぞれの産地から新茶が届く季節。伊勢茶のおいしさと出合ってほしい」とほほ笑む。

 B5判、104ページで、価格は720円。三重県内の書店などで販売する。

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