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鈴鹿サーキットで新型スーパーフォーミュラカー全22台による合同テスト

全セッショントップタイム1分35秒95のTEAM MUGEN #1の野尻智紀選手(撮影=岩咲滋雨)

全セッショントップタイム1分35秒95のTEAM MUGEN #1の野尻智紀選手(撮影=岩咲滋雨)

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 鈴鹿サーキット(鈴鹿市)国際レーシングコースで3月6日・7日、新型マシンによるスーパーフォーミュラカーの合同テストが行われた。

【その他の画像】スーパーフォーミュラ合同テスト

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 国内最高峰のフォーミュラレースシリーズ。レースに使用する車両やタイヤ、エンジンに性能の差がない「イコールコンディション」で走るため、ドライバーの実力やチームの戦略が勝敗を分ける。エンジンはトヨタ製とホンダ製の2種類。F1に次ぐ速さを持ち、F1に乗るために必要な「スーパーライセンス」が最短2年で取得可能。今シーズンから、カーボン・ニュートラルタイヤや天然素材使用のボディーカウルを採用した新型車両「SF23」を導入。3月4日・5日の「鈴鹿モータースポーツファン感謝デー」で全22台がシェイクダウン走行(慣らし運転)を行った。

 2日間で2時間ずつ2回、合計4回の走行セッションが設けられた。その空いた時間では全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権、全日本ロードレース選手権に出場する選手らも合同テストを行った。

 1回目はTCS NAKAJIMA RACING #64の山本尚貴選手が1分37秒030を、2回目は2年連続チャンピオンを獲得しているTEAM MUGEN #1の野尻智紀選手が1分35秒955をマーク。2日目、3回目はdocomo business ROOKIE #14の大嶋和也選手が1分36秒817、4回目はKids com Team KCMG #7の小林可夢偉選手が1分36秒183を記録した。

 2日間の総合タイムでは、1番野尻智紀選手、2番山本尚貴選手、3番TCS NAKAJIMA RACING #65の佐藤蓮選手、4番小林可夢偉選手、5番ITOCHU ENEX TEAM IMPUL #20の平川亮選手、6番TGM Grand Prix #53の大湯都史樹選手だった。

 初戦となる第1、2ラウンドは4月8日、9日に富士スピードウェイ(静岡県小山町)で、第3ラウンドは4月22日、23日に鈴鹿サーキットで行われ、最終戦となる第8、9ラウンドを10月28日、29日に再び鈴鹿サーキットで行い、年間チャンピオンを決定する。

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