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志摩のシャンティーさん、鳥羽で展覧会「翻訳にはAIのDeepL活用」

志摩のシャンティーさん、鳥羽で展覧会「ボックスの中にもメッセージ」英訳にはAI活用

志摩のシャンティーさん、鳥羽で展覧会「ボックスの中にもメッセージ」英訳にはAI活用

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 伊勢市出身志摩市在住のイラストレーター・シャンティーさんの展覧会「シャンティーの絵とおはなし展 BOX35」が現在、鳥羽大庄屋かどや(鳥羽市鳥羽、TEL 0599-25-8686)で開催されている。

【その他の画像】展覧会「シャンティーの絵とおはなし展 BOX35」

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 シャンティーさんは、三重のタウン誌「月刊Simple(シンプル)」の編集スタッフとして約2年間勤務。1989(平成元)年、結婚を機に同社を退職し、志摩市阿児町立神(たてがみ)に移住。志摩市をベースにイラストレーターとして独立し、同誌の表紙デザインを2年間手掛けるほか、多くの出版物の挿絵や、商品のパッケージデザインなどイラスト、デザインなどさまざまな仕事をこなす。

 同展は、額に入れたイラストと詩と木製ボックスの作品35点や切り絵10点のほか、宮崎のトマト生産者から依頼を受けて作ったイラストなどを展示。ボックスのふたの部分にポップアップする関連のイラスト作品と詩の英訳が付き、ボックスのふたを開けるとさらにシャンティーさんのメッセージが添えられている。

 シャンティーさんは「ボックスのアイデアは、志摩市で開催した前回の展示でポップアップさせた作品がとても楽しくて、もっと楽しくなる方法はないかと考えていて思いついた。海外の人にも詩の意味を知ってもらいたいと思い、AIのDeepLを活用して英訳した。みんなしゃがみ込みながら作品を見てふたを開けて、さまざまな思いを感じてもらっているのがうれしい」と話す。

 シャンティーさんのファンでシャンティーさんのネコのイラストを商品パッケージに採用し商品を販売する珍海堂(同)社長の水谷伸子さんは「シャンティーさんの作品はどれもとてもかわいくて癒やされる。今回の展覧会ではボックスのふたの中に深いメッセージが隠されている。開けるのが楽しかった。多くの人に見てもらいたい」と勧める。

 これまで作った250種以上の作品のポストカード(150円)や作品集(1,500円~)なども販売する。

 開館時間は10時~16時、火曜休館。24日まで。

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