伊勢の2輪チーム「アケノスピード」が、8月4日、5日に鈴鹿サーキット国際レーシングコース(鈴鹿市稲生町)で行われた「鈴鹿8耐」の予選レースでNSTKクラスのトップタイムで通過した。
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「2023FIM世界耐久選手権『コカ・コーラ』鈴鹿8時間耐久ロードレース 第44回大会」通称「鈴鹿8耐」。炎天下の真夏にライダー2人~3人で1周5.821キロある鈴鹿サーキットのコースを8時間走り切る耐久レース。
伊勢市出身の国際ライダー・稲垣誠さんがオーナー兼監督を務める同チームは、今大会を南本宗一郎選手(ブルー)、井手翔太選手(イエロー)、伊達悠太選手(レッド)の3人でレースに挑む。改造条件が狭く、ほぼノーマルエンジンのマシンで走るNSTK(昨年まではSST(クラスでの優勝を目指している。
同チームは4日の1回目の予選レースを、南本選手が2分8秒283(NSTKクラス1位)、井手選手が2分10秒119(同3位)、伊達選手が2分8秒667(同1位)、5日の2回目の予選レースを、南本選手が2分8秒030(同1位)、井手選手が2分9秒305(同2位)、伊達選手が2分9秒199(同1位)で、上位2人のベストラップタイムの平均タイムがNSTKクラスでトップタイムとなり、同クラス1位通過。6日の決勝レースでは、50チーム中15番目からのスタートとなった。
南本選手は「やるべきことをやって、結果を残すだけ。NSTKクラス優勝しか考えていない。決勝レースの1時間をどう走るか」と気を引き締める。
決勝レースは8月6日、11時30分スタート、19時30分終了予定。