大型商業リゾート施設「VISON(ヴィソン)」(多気町)と明和町の共催で9月22日、同施設内で「明和町フェア」が開催される。
三重県中南部に位置する同施設は、日本の地方が抱える地域経済の活性化を目指し、周辺地域と連携した取り組みを強化。周辺地域への観光周遊を通じて課題解決に取り組もうと、昨年5月に「熊野フェア」、今年3月に「志摩フェア」、8月に「度会町フェア」を開催し、各地域の特産品や観光名所をPRしてきた。
明和町は、伊勢神宮に仕えた皇女「斎王」が暮らした「斎宮(さいくう)」のあった地で、文化庁の「日本遺産」にも指定。広大な平野があることから米の産地としても知られているため同町産の米をPRし販売する。
フェア期間中、明和町産の酒米「神の穂」を使ったメニューを同施設内のレストラン3店舗で提供する。3店舗のメニューは、ホテルヴィソン内のバスク交流レストラン「IZURUN(イスルン)」ではコース料理(2万5,000円)の中に組み込み、農園レストラン「NOUNIYELL(ノウニエール)」では、リゾット(1,000円)、バル「ARATZ(アラッツ)」ではパエリア(1,250円)。
「マルシェ ヴィソン」内には明和町コーナーを設け、明和町産の食材や加工品を販売する。
10月15日まで。