伊勢赤どり料理専門店「横丁とりぶん倭(やまと)」(TEL 0596-24-0910)が昨年12月16日、おかげ横丁(伊勢市宇治中之切町)内にオープンした。
【その他の画像】伊勢・おかげ横丁に伊勢赤どり料理専門店「横丁とりぶん倭」
同店は、1963(昭和38)年創業の鳥肉専門店「鳥文」(桑名市)から仕入れ、店名の「とりぶん」は「鳥文」から取った。「柔らかさの中に適度な歯応えとうまみがある」という赤系銘柄鶏「伊勢赤どり」と「コクがあり歯触りが良い」という白系銘柄鶏「伊勢どり」を使う。
メニューは、伊勢赤どりのもも肉を備長炭で焼き上げた「伊勢赤どり 炭火焼重(特上)」(3,500円)、伊勢赤どりのむね肉のカツの「伊勢赤どり とりカツ定食」(1,800円)、生の白い卵「米艶(こめつや)」をのせた「伊勢赤どり 紅白親子丼」(1,200円)、伊勢どりのもも肉を唐揚げにした「伊勢どり からあげ定食」(1,400円)。
おかげ横丁を運営する伊勢福広報担当の池田絢子さんは「伊勢赤どりは三重の銘柄鶏で、伊勢特産鶏普及協議会(津市)所属の生産者が通常の飼育期間の1.5倍、約75日間かけて飼育した鳥肉。木酢酸を添加した飼料を使い、臭みがなく柔らかいだけでなく適度な歯応えとうまみがあるのが特徴。焼き鳥や唐揚げ料理にとても合う」と説明する。「少しずつメニューも増やしていく予定。伊勢赤どり料理を食べていただければ」とも。
営業時間は11時~17時。