天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが3月26日、皇祖神・天照大御神を祭る伊勢神宮内宮(ないくう)を参拝された。
参拝は、3月20日に学習院大学文学部日本語日本文学科を卒業し、4月から日本赤十字社の嘱託職員として勤務することを報告するためのもの。
愛子さまの衣装、白のロングドレスに白の帽子。身に着けたネックレスとイヤリングとブローチは白く輝くパールのアクセサリー。
鳥羽市出身の御木本幸吉が鳥羽湾に浮かぶ相島(おじま)で真珠養殖を開始。1893(明治26)年7月11日、世界で初めて(半円)真珠の養殖に成功した。昨年、養殖真珠成功130周年を迎えた。これまで女性皇族が伊勢神宮を参拝される際には、パールのアクセサリーを身に着けている。
愛子さまの伊勢神宮参拝は、20年に一度社殿などを新しくする式年遷宮を終えた後の2014(平成26)年7月29日、天皇皇后両陛下(当時皇太子皇太子妃)と共に初めて訪れて以来10年ぶり。当時は、学習院女子中等科のセーラー服姿だった。