「ハワイアンロミロミ」の本当の癒やしを紹介したくて、志摩に店舗オープン

ハワイアンロミロミ(Hawaiian Lomi Lomi)とホットストーン&コールドストーンのサービスの提供を始めた小林紀美さん。ストーンについて説明するアロハシャツを着た小林さん。

ハワイアンロミロミ(Hawaiian Lomi Lomi)とホットストーン&コールドストーンのサービスの提供を始めた小林紀美さん。ストーンについて説明するアロハシャツを着た小林さん。

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 「店舗名は『ハワイアンロミロミ(Hawaiian Lomi Lomi)』。多くの人にハワイアンロミロミを知って欲しいと思って単刀直入に(笑)」と説明するのは、ハワイアンロミロミとホットストーン&コールドストーンのサービスの提供を始めた小林紀美さん。志摩市の自宅の一室(阿児町神明、TEL 080-1617-6363)を改装し4月1日に、サロンをオープン。

ストーンについて説明する小林さん。総重量50キロ以上のストーンを手荷物でハワイから持ち帰ったという。

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 「ハワイアンロミロミ」とは、ハワイ語で「揉む」「押す」「圧迫する」「手からの愛情」という意味を持ち、古代ハワイアンの医療として発達した伝統的療法のこと。「ホットストーン&コールドストーン」は、ホットストーンが43~50度に温めた53種類の玄武岩、コールドストーンが氷水で冷やした大理石のことで、それぞれの石を使った効果的な施術のことをいう。

 小林さんは、2004年大阪体育大学の体育学部体育学科を卒業し、スポーツマッサージについて学ぶ。ロミロミを始めたきっかけを「大学卒業後、鏡浦小学校(鳥羽市)で教師として2年間勤務し、同僚の先生の体をマッサージした時、心から『ありがとう』と言ってもらったことが、とてもうれしく、その『ありがとう』の言葉で自分自身に喜びが芽生えた」と披露する。

 2006年5月にロミロミを習得するために約1カ月間単身ハワイへ。帰国後、同年7月7日に現在の場所に自宅サロンをオープンするが、さらにロミロミについて学ぼうと一旦休業し、再びハワイへ。全く知らない土地で一から経営について学ぼうと、2007年6月沖縄へ。那覇市でロミロミの店を友人と共同経営(2007年11月1日~2009年2月28日)し、口コミで多くの客から支持を得るまでになったという。経験を積み晴れて生まれ故郷で開業を果たす。

 「ロミロミの最も重要なことは、『相手に対して心から癒してあげたい』という気持ちで接すること。それが相手に伝わるとその場で涙してくださり、本当に喜んでいただける」と小林さん。「ハワイには、太陽が海に沈む日没までに、自分がその日にあったありがとうの感謝の気持ちを思い出し、ごめんなさいの反省の気持ちをその日のうちにすべてを許し忘れましょう――と浄化する習慣・儀式=ホ・オポノポノ(HO’O PONOPONO)がある。その習慣が自分の中で日常化されるようになり、常に感謝の気持ちを忘れないでいられるようになった。自分がロミロミをやっていく上でホ・オポノポノは最も重要な儀式。すべての自分のベースになっている。だから生まれ育ったこの地でお店をオープンできたことに対して、家族に、周囲の人に、環境に感謝。少しでも多くの人を癒すことができれば」と意欲を見せる。

 部屋には、ハワイアン音楽が流れ、南国ムードを演出。オリジナルハーブティーの提供も。オイルトリートメントのオイルは、スイートアーモンドなど4種類の天然成分100%を使用した小林さんオリジナルのブレンド。

 料金は、ロミロミ60分=6,500円、90分=8,000円、ロミロミ+ストーン60分=8,000円、90分=11,000円。完全予約制(電話受付10時~17時)。

伊勢志摩経済新聞VOTE

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