伊勢神宮内宮の門前町「おはらい町」入り口の飲食店「帆風(ばんぶー)」(伊勢市宇治浦田、TEL 0596-28-7785)が4月26日、伊勢エビや真珠貝の貝柱などの天ぷらで巻いた天巻き「伊勢志摩天巻き」(1,000円)を発売した。
伊勢エビや真珠貝の貝柱、バタ貝など地元の高級食材がたくさん入った「伊勢志摩天丼」は2,500円
昨年12月にオープンした同店は、地物の伊勢エビを練りこんだ伊勢エビまん(450円)や伊勢志摩の特産品でもある「青さ」のあおさまん(300円)、祝豚まん(250円)などを開発しテークアウトで販売するほか、地元産にこだわった飲食店。代表の谷口一輝さんは、宇治山田商業高校出身で、社会人野球ではヤマハ(旧日本楽器)に所属し、都市対抗野球優勝(1987年)の経験を持つ。
「伊勢志摩天巻き」は、伊勢エビや真珠貝の貝柱、バタ貝などの天ぷら盛り合わせが豪快に乗った「伊勢志摩天丼」(2,500円)の姉妹メニューとしてテークアウト限定で販売する。
谷口さんは「志摩のおいしい食材を伊勢の人にも参拝で訪れる人にもできるだけ安く食べてもらおうと思っている。『伊勢志摩天巻き』もその思いで考案してみたが、当面は採算度外視(笑)。とにかく食べていただいた人にワッと驚かせたい」と話す。
営業時間は10時~18時。「伊勢志摩天巻き」はおはらい町通りに設置した路上店でも販売する。