志摩の園児らが鰯料理に挑戦

生の鰯を手開きする園児たち

生の鰯を手開きする園児たち

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 下之郷保育所(志摩市志摩市磯部町)は11月16日、園児たちを対象に料理教室を開講した。

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 開講は「みえの食育推進事業」の一環で、「食に関して地域全体で考え実践する」ことを目的に、子どもたちに地域の食材、食べることに興味を持たせようと、2001年より実施されている。

 この日は4~5歳児の園児18人がサカモトキッチンスタジオ(兵庫県神戸市)の中村千里先生と一緒に料理作りにチャレンジ。メニューは、地元の海であがった鰯の蒲焼、豆腐のおすまし、ほうれん草の胡麻和え、片栗餅の4品で、生の鰯の頭や骨をとる作業や、手のひらの上で豆腐を包丁で切らせたりと中身は本格的。最初は躊躇していた園児も次第に楽しんで取り組んでいた。普段は食べない「ほうれん草」も自分たちが作った料理なので喜んで食べていた。

 この日参加した伊勢保健福祉事務所の浅井優子さんは「自分たちが食べる料理を自分たちで作ることが重要。食への関心を持ってもらうには料理教室が一番」と話していた。

伊勢保健福祉事務所サカモトキッチンスタジオ

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