台風で切れた二見夫婦岩の大しめ縄、参拝客の手で送られ張り替えられる

台風で切れた二見夫婦岩の大しめ縄、参拝客の手で送られ張り替えられる

台風で切れた二見夫婦岩の大しめ縄、参拝客の手で送られ張り替えられる

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 二見興玉神社(伊勢市二見町江)の海岸に浮かぶ夫婦岩に掛けられている大しめ縄が9月5日、参拝客の手で送られ新たに張り替えられた。しめ縄は台風12号などの影響を受け9月1日からこの日まで5本すべて切れたままだった。

台風の強風と高波の影響で夫婦岩の5本の大しめ縄が切れた

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 1本が長さ約35メートル、重さ約40キロ、太さ約10センチの大しめ縄を5本、男岩(おいわ)と女岩(めいわ)に巻く。毎年「大注連縄張神事」として、5月5日と9月5日、12月(潮位によって毎年日は変わる、今年は11日)の3回、新しく張り替えられる。

 5本のしめ縄がすべて切れたのは、2009年10月8日の台風18号が上陸した時以来。これまで5本すべて切れた時でも、すぐに新しく数本を張り替えていたが、今回の台風は、速度が遅く、継続して海岸の波が高く危険だったため張り替えることができなかった。

 この日、おはらいを受けた新しい大しめ縄は約300人の参拝客の手で送られ、氏子らによってしっかりと張り替えられた。同神社職員は「4日間しめ縄がない状態が続いたのは非常に珍しいことだったが、やっと張り替えることができてほっとした。(大しめ縄が張られた状態を見て)安心した」と胸をなでおろした。

 夫婦岩は、沖合700メートルの海底に沈む猿田彦大神ゆかりの霊石と伝えられる「興玉神石(おきたましんせき)」と「太陽(太陽神)」を拝する鳥居の役目を兼ねる。4月~8月の期間には日の出が、11月~2月の期間には満月が、夫婦岩の間から出現、さらに天気が良ければ200キロ離れた地にある富士山が海の上に出る。

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