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相可高校の生徒が作ったハンドジェル・リップクリーム、全国販売
(2012年01月23日)
相可高等学校(多気郡多気町)生産経済科の高校生が企画・開発して作ったハンドジェルとリップスティックが全国のドラックストアなどの店頭で販売され売り上げを伸ばしている。高校生たちは次の商品販売に向け、新たな企画・開発に取り組んでいる。
最初の商品となった「まごころteaハンドジェル(まごジェル)」は、多気町の農産物の伊勢茶、柿の葉などの成分を入れ、コンセプトからパッケージデザイン、ネーミングに及ぶまでほとんどすべてを高校生がプロデュース。同町の万協製薬(同)が協力し完成させ、2010年に県内の小売店などで販売を開始した。さらに「メンターム」などの商品を全国販売する近江兄弟社(滋賀県近江八幡市)との協働で「まごころteaリップ」が完成すると、同社の販売ルートに乗せ昨年11月から全国販売が実現した。その後「まごジェル」も全国販売が決まった。
同商品は、同校の卒業生らが作った「せんぱいの店」(同)を運営する相可フードネット(同)が販売元になり、同校生産経済科の生徒らが中心となって活動する三重県下初の高校生によるNPO法人「植える美ing」(1996年設立)が、セールスプロモーションなどを行い、地域の祭りやイベント、小売店の店頭などで販売してきた。
現在、同校3年生らの卒業記念事業を兼ねた新商品の開発プロジェクトが着々と進んでいる。一つは「高校生レストラン」で話題を集めた同校の食物調理科の生徒たちの悩みでもある「手荒れ」解消のためにハンドクリームを、もう一つは「自分たちが使いたいものを――」との思いから紫外線から予防する日焼け止めクリームを、それぞれ万協製薬や近江兄弟社の開発室を利用し進行している。
「高校生レストラン」などの仕掛け人で多気町役場(まちの宝創造特命監)職員の岸川政之さんは「大人たちが真剣に子どもたちと向きあってくれたからこそ実現した」と説明。万協製薬の松浦信男社長は「企業の社会貢献としての活動が、ビジネスの中の仕組みで実現するなら、それを行うことで企業も成長するし、地域も良くなっていく」と話す。
昨年12月、これらの事業が認められ三重県の「地域思いビジネス共感大賞」を受賞した。
新商品の販売は、3月ごろを予定する。
【関連画像】手荒れ予防のハンドクリームのパッケージデザイン会議「高校生レストラン」仕掛け人、南伊勢高生を刺激(伊勢志摩経済新聞)「高校生レストラン まごの店」がドラマ化(伊勢志摩経済新聞)NPO法人「植える美ing」「植える美ing」facebookページ
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