伊勢の女子高、伊勢学園高等学校として男女共学に-入学式で新校歌斉唱

男女共学となり伊勢女子高等学校から、「伊勢学園高等学校」になり、初めての入学式。校歌は女子高時代から親しまれてきた歌詞を一部変更した。

男女共学となり伊勢女子高等学校から、「伊勢学園高等学校」になり、初めての入学式。校歌は女子高時代から親しまれてきた歌詞を一部変更した。

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 女子高として45年間、地域の人材育成に力を注ぎ創立以来約11,300人の卒業生を輩出してきた伊勢女子高等学校が「伊勢学園高等学校」(伊勢市黒瀬町、TEL 0596-22-4155)として男女共学となり4月8日、初めての入学式を執り行った。

「伊勢学園高等学校」入学生代表あいさつを行った男子生徒の永嶋翔さん。

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 松本和利校長から男子72人を含む235人が入学を許可され、男子生徒の永嶋翔さん(松阪市出身)が入学生代表あいさつを行った。生徒の出身地域は、伊勢・度会を中心に、松阪・多気、鳥羽・志摩、津のほか、伊賀や鈴鹿出身の生徒も。

 あいさつした永嶋さんは「自分たちが第1期生という認識を持って、いい印象を持ってもらい来年には多くの男子生徒が入学してもらえるように頑張りたい」と意欲を見せる。「中学時代はテニス部だったので、高校でもテニスをしたいが、今のところクラブがないので検討中」とも。

 皿屋敏夫教頭は「男子生徒の入学にあたって野球部や、サッカー部があるかどうかの問い合わせが多かった。現状ではいろいろな課題もあるが、男子生徒からの要望では今のところサッカー部への入部希望が多いので、サッカー部の創設には前向きに検討している。男子生徒がクラブ活動でも活躍してもらえる環境作りを整えたい」と説明する。

 男女共学化に伴い歌詞の一部を変更した校歌が、入学式で初めて斉唱された。

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