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三重のローカル季刊誌「NAGI」冬号 特集は「空き家を食堂に」

三重のローカル季刊誌「NAGI」冬号 特集は「空き家を食堂に」(写真は編集人の坂美幸さん)

三重のローカル季刊誌「NAGI」冬号 特集は「空き家を食堂に」(写真は編集人の坂美幸さん)

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 「月兎舎(げっとしゃ)」(伊勢市馬瀬町)が昨年12月、三重のローカル季刊誌「NAGI(凪)」No.71冬号を発刊した。特集は「空き家を食堂に」。

【その他の画像】伊勢市河崎の古民家を改装したオルタナティブスペース「たらちね」

 総務省の住宅・土地統計調査(2013年10月)によると、空き家の総数はこの20年で1.8倍(448万戸→820万戸)に増加。空き家の種類別の内訳では、「賃貸用又は売却用の住宅」等を除いた、「その他の住宅」(いわゆる「その他空き家」)がこの20年で2.1倍(149万戸→318万戸)に増加。「その他の住宅」(318万戸)のうち、「一戸建(木造)」(220万戸)が最も多いという。

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 編集人の坂美幸さんは「過疎化に悩む行政が『空き家バンク』制度を整えて、都市部から地方へ移住したい若者を誘致し地域おこしの拠点を生み出す例も増えてきている。しかしながら大半が解体され駐車場になっている。地方の古い建物には風雨や防火対策など、その土地ならではの歴史と工夫が秘められているというのに残念」と嘆く。

 同誌では空き家をリノベーションして食堂やカフェに再生した県内の11店舗を紹介。伊勢志摩エリアからは、1875(明治8)年に建てられた蔵を改装したイタリアンレストラン「柚(ゆず)クッチーナナチュラーレ」(伊勢市河崎)、築140年の古民家をカフェ&クラフト工房にした「cafeわっく/WAC WORKS」(同)、鳥羽市街の英国式ティールーム「JUBILEE TEA&BAKES」(鳥羽市鳥羽)の3店舗を取り上げた。

 坂さんは「特色ある建築物を受け継ぎ、誰もが気軽に訪れることができる飲食店へリノベーションした人たちの思いを通じて、三重県各地の個性や価値を見つめ直していただき、地域活性化のヒントにしていただければ」と呼び掛ける。

 価格は700円。三重県内の書店などで販売している。

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