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志摩で一度に6種類の大気光学現象 天空にさまざまな「虹」

志摩で一度に6種類の大気光学現象 天空にさまざまな「虹」(撮影=宮本秀明)

志摩で一度に6種類の大気光学現象 天空にさまざまな「虹」(撮影=宮本秀明)

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 志摩市の天空で11月26日、「環天頂アーク」や「タンジェントアーク」「ラテラルアーク」など珍しい大気光学現象が出現した。

【その他の画像】天空にさまざまな「虹」(説明書き無し写真)

 この日、14時58分ごろ最初に「幻日(げんじつ)」が現れ、次々とさまざまな「虹」が現れ、15時10分ごろ光が薄くなって消えた。

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 約10分間に確認できた大気光学現象は、太陽の周りに「内暈(ないうん、うちがさ)」とその両サイドに「幻日」、幻日から伸び太陽を貫き弧を描く「幻日環(げんじつかん)」の一部、太陽の真上の内暈の上部に輝く「上部タンジェントアーク(上端接弧)」、さらにその上に「上部ラテラルアーク(接線弧)」と「環天頂アーク(環天頂弧、天頂環)」の6種類。

 さまざまな「虹」を目撃し撮影に成功したのは、星空案内人「星のソムリエ」や環境省自然公園指導員などの資格を持ち、高校講師を務める志摩市在住の宮本秀明さん。

 宮本さんは「出掛けようと外に出て空を見上げたら『幻日』がきれいだったので持っていたスマホで撮影していたら、次から次に『虹』が出現し始めた。普通に撮影していたが、1フレームに収まらなくなって、パノラマモードに切り替え広角で撮影した。景色の良いところに移動して撮影したかったが、間に合わないと思いそのまま撮影を続けた。すぐに消えると判断したのが幸いした」と説明する。

 宮本さんは「仕事柄、自然現象の変化には敏感に反応しているが、一度にこれだけの『虹』を見たのは初めて。これからの季節、風がなく、高層に薄い雲がある日には空を見上げてみると、天からのご褒美をもらえるかもしれない」と笑みを浮かべる。

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