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志摩マリンランド「賢島神社」 7年間で300万円、さい銭全額野生動物保護基金へ

志摩マリンランド「賢島神社」 7年間で300万円、さい銭全額野生動物保護基金へ

志摩マリンランド「賢島神社」 7年間で300万円、さい銭全額野生動物保護基金へ

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 賢島(かしこじま)に立地する「志摩マリンランド」(志摩市阿児町、TEL 0599-43-1225)内の「賢島(かしこいしま)神社」で12月22日、学業・受験成就を祈る例祭が行われた。

【その他の画像】水族館の中にある「賢島神社」で例大祭

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 2011年9月に完成した同神社は、賢島(かしこじま)という地名が「賢い島」と読めることから「賢島神社」と命名。学力アップ、試験合格などにつながるご利益があるように願いを込めた。総ヒノキ造りで伊勢神宮と同じ唯一神明造り(ゆいいつしんめいづくり)。屋根に6本のかつお木、内削(そ)ぎの千木(ちぎ)も取り付けられているが、「ご神体」を安置するのは、水族館ならではの水量約450リットル(幅85×奥行き60×高さ90センチ)の「水槽」。

 2本のサカキを置いただけのシンプルな展示の水槽の中では、頭を上にして泳ぐハゼの仲間「アオギハゼ」とウマくいくようにとタツノオトシゴ類「タカクラタツ」が泳ぐ。知恵の神「八意思兼神(やごころおもいかねのかみ)」、海水の神「塩椎神(しおつちのかみ)」、水の神「弥都波能売神(みづはのめのかみ)」の3体を祭る。

 「さい銭箱」も取り付けられ、客から集めた浄財は、希少動物などの保全活動のための「野生動物保護基金」への寄付に充てている。今年も21万2,571円を集め7年間の寄付金総額は303万8,433円となった。

 例祭では、神明神社(阿児町神明)の宮司・小崎亮さんがおはらいを行い、祝詞を上げ、里中知之館長ら同館職員らが玉串を納めた。

 里中館長は「職員の子どもたちはみんな賢島神社のご利益を得ている。お客さまからも合格したという嬉しい声を聞くようになった。また野生動物保護基金への総額も300万円を超えたことはみなさまのおかげ」と話す。

 開館時間は9時~17時。入館料は、大人=1,400円、中高生=900円、小学生=600円、幼児(4歳以上)=300円。開館時間は9時~17時。

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