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相可高校食物調理科生徒がクッキー4200枚 献血ドナーに進呈

相可高校食物調理科生徒がクッキー4200枚 献血ドナーに進呈

相可高校食物調理科生徒がクッキー4200枚 献血ドナーに進呈

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 相可高校(多気郡多気町)食物調理科製菓コースの生徒が焼いたクッキーの詰め合わせセットが1月28日から、三重県内にある3カ所の献血ルームで献血ドナーに進呈されている。

【その他の画像】相可高校生徒がクッキー4200枚を焼き献血ドナーにプレゼント

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 クッキーは、1年~3年の生徒57人が約2週間かけて焼いた4200枚で、14枚ずつを1袋に詰め合わせた300セット。高校生レストラン「まごの店」(多気郡多気町)で「まごSクッキー・焼き菓子セット」(300円)として販売しているものを増量した。

 28日、1年生の高見美輝(みき)さん、西邑日和(にしむらひより)さん、須賀凪(なぎ)さん、杉原瑠海(るみ)さんと担当教諭の太田佐栄子さんが伊勢献血ルーム「ハートワン」(伊勢市船江、TEL 0120-25-7821)を訪れ、三重県赤十字血液センター伊勢出張所長の松村博信さんから感謝状を受けた。

 西邑さんは「一度に4200枚という数を作る経験ができた。クッキーの模様や形をそろえるのに苦労したが楽しかった。献血に協力してくれた人への感謝の気持ちと、若い人たちにも協力してもらえるきっかけになればうれしい」と話す。

 同センターの梅田伊希さんは「献血者増加促進のために2017年度から『ふるさと企業献血応援キャンペーン』を実施(2017年5社、2018年4 社協力)。2016度には四日市農芸高校園芸デザインコースから『多肉植物』を、2017年度には同久居農林高校食品コース『農林クッキー』をご協力いただいた。献血協力に対する感謝の思いを記念品の製作を通して高校生にも意識していただき、より献血を身近に感じていただくとともに、一般の人に対しても県内の高校生が三重県の献血推進に携わっていることを意識していただき、献血していただくきっかけになれば」と話す。

 クッキーを進呈する献血ルームは、「ハートワン」のほか、四日市献血ルーム「サンセリテ」(四日市市諏訪栄町、TEL 0120-39-5863)、三重県赤十字血液センター(津市桜橋、TEL 0120-05-5632)。今月31日まで。

 「ハートワン」の献血受付時間は、全血献血=10時~11時45分・13時~17時30分、成分献血=10時~11時・13時~17時。金曜定休。

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