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伊勢・アケノスピードの南本選手、全日本ロードレース開幕戦初の表彰台

伊勢・アケノスピードの南本選手、全日本ロードレース開幕戦初の表彰台
(写真提供(C)MFJ PROMOTION)南本宗一郎選手と小山知良選手の3位争いの様子

伊勢・アケノスピードの南本選手、全日本ロードレース開幕戦初の表彰台 (写真提供(C)MFJ PROMOTION)南本宗一郎選手と小山知良選手の3位争いの様子

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 「文部科学大臣杯 2019 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第1戦スーパーバイクレース in もてぎ」が4月6日・7日、「ツインリンクもてぎ(1周4.801キロ)」(栃木県芳賀郡茂木町)で行われ、伊勢のバイクチーム「アケノスピード・ヤマハ」の南本宗一郎選手がST600クラスに出場し3位入賞、初の表彰台を飾った。

【その他の画像】南本宗一郎選手3位表彰台

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 監督で現役の国際ライダー稲垣誠さん率いる同チーム。今シーズンの全日本ロードレース選手権のST600クラスに、南本宗一郎選手(6番)、仲村優佑選手(17番)、小山葵選手(26番)の3人が参戦する。マシンはヤマハのYZF-R6。

 全日本ロードレース開幕戦となったこの日の決勝レース(18周)は、参加台数46台、出走台数40台中、南本選手が3番、仲村選手が15番、小山選手が26番からのスタート。

 優勝は、「ガレージニトロレーシング」の岡本裕生選手(YZF-R6)が34分29秒572。2位には「NCXXRACING&善光会 TEAMけんけん」の長尾健吾選手(YZF-R6)が34分30秒464。南本選手は34分36秒600で3位フィニッシュ。全日本初の表彰台となった。仲村選手は35分00秒311で12位と健闘。小山選手は16周目で惜しくもリタイア36位となった。

 南本選手は「全日本初表彰台なので素直にうれしい。3番からのスタートで4位に落ちたが、すぐに追い抜きにトップ2台を追いかけたがジリジリと離されてしまった。最後は2台での3位争いとなり、最終ラップの90度コーナーで後ろの小山選手に仕掛けられ接触もあったが、なんとか抑え表彰台を獲得できた。次戦は得意の菅生なので、最後までトップ争いできるレース展開をしたい」と話す。

 南本選手は4月20日・21日、鈴鹿サーキットで開催される2&4、JSB1000クラスに参戦予定。

 稲垣さんは「開幕戦に向けてオフシーズンに海外トレーニング、マシンのポテンシャルアップ、3週連続茂木でテストを繰り返した。今年のST600クラスは昨年に比べレベルアップしているので、開幕戦の3位表彰台の宗一郎はよく頑張った。成長も感じた。必ず優勝させてみせる。次のレースは2&4のJSB1000クラス。SST車輌で出場するので、レース自体は厳しいと思うが今年の8耐に向けて経験を積ませたい」と意気込む。

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