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多気町の「万協製薬」がうがい薬増産 普段の3~20倍、新型コロナ影響で

多気町の「万協製薬」がうがい薬増産 普段の3~20倍、新型コロナ影響で(写真提供=万協製薬)

多気町の「万協製薬」がうがい薬増産 普段の3~20倍、新型コロナ影響で(写真提供=万協製薬)

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 三重県多気町の製薬会社「万協製薬」(多気町仁田)が現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、うがい薬などの製造ラインをフル稼働している。

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 同社は、医薬品や医薬部外品、スキンケア商品などの製造を手掛ける薬品メーカー。1960(昭和35)年神戸市で創業したが、1995(平成7)年の阪神淡路大震災で被災し、1996(平成8)年に本社工場を現在の多気町に移し再創業した。主に大手製薬会社の軟こう・クリーム薬の受託生産を行っている。

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 同社製造部の田端賢吾部長は「新型コロナウイルス感染拡大のニュースが多くなるのに合わせて、殺ウイルス・殺菌効果があるポビドンヨードを有効成分とするうがい薬の製造に追われている。通常、うがい薬は冬物医薬品として春から夏に掛けて製造するが、1月末くらいからうがい薬の注文が増え、現在社員一丸となって土曜日返上で増産中。本来なら、この時期は水虫薬や虫さされ、湿疹、あせも、かぶれなど鎮痒消炎薬といわれる夏物スキンケア医薬品を製造しているはずなのに」と説明する。

 田端部長によると、現在5社約20品目のうがい薬関連の医薬品を製造。「通常の3倍から、多いもので20倍を受注しているものもある。2月のうがい薬の生産量は約2.4万リットル、3月は約6万リットル。4月も6万リットル前後の受注が見込まれる。次亜塩素酸ナトリウムを配合した消毒薬も増産体制に」とも。

 松浦信男社長は「新型コロナの影響で3月に予定していた10件以上の講演依頼が全てキャンセルとなった。おかげで社内での仕事に専念することができている。社員の子どもたちが安心して過ごせるキッズルームも完備した。もっと受注に対応したいが、人材確保が難しく人が集まらない。今できるベストを尽くす」と話す。

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