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明和町・伊勢街道沿い築100年以上の古民家で砂糖菓子専門店 まちかど博物館も

明和町・伊勢街道沿い築100年以上の古民家で砂糖菓子専門店 まちかど博物館も

明和町・伊勢街道沿い築100年以上の古民家で砂糖菓子専門店 まちかど博物館も

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 明和町の伊勢街道沿いに昨年12月1日、琥珀(こはく)糖と言われる砂糖菓子の専門店「菓子工房 すみ野」(多気郡明和町、TEL 0596-52-2062)がオープンした。

【その他の画像】琥珀糖専門店「菓子工房 すみ野」

 店主の大場正朗さんと妻の浩子さんが今も住む築100年以上の古民家を改装した同店。玄関入ってすぐにあった応接室を店舗に、廊下を挟んで右にある4つの和室を一部床張りに替えるなどし、家にあった古いラジオやレコード、かんざしや明和町産の御糸(みいと)織りの松阪木綿(もめん)、浩子さんが今も弾く琴などを並べる「まちかど博物館」に変えた。

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 琥珀糖は、砂糖と寒天に色とりどりの色素や香りを加えて作る砂糖菓子で、見た目も華やか。約1週間掛けて自然乾燥させ、表面はカリカリで中はゼリーのように柔らかい。昨年9月に斎宮(さいくう)跡無料休憩処「いつき茶屋」(同、TEL 0596-52-7805)で販売したところ人気を集め同店の開業に至った。

 商品は、ストロベリー味とレモン味の「二重奏わるつ」、オレンジ味とメロン味の「ハナコハク」(以上500円)、リキュールを入れた「ゆきの花」」「六花(りっか)コハク」「石畳」(以上600円)などをそろえる。様々な味が楽しめる「いつき こはく」(小=500円、大=990円)のパッケージには夢を食べると言われる伝説の生き物「獏(ばく)」をデザインし二人の「夢の始まり」への思いを込めた。

 浩子さんは「家は、私の曽祖父に当たる澄野一松が『きぐすりや』という薬屋を始めた時からのもので、新築祝いをいただいた時の記録に1915(大正4)年とあるので築100年以上になるのだと思う。倉庫を整理していたら薬を調合する道具や捨てるには惜しい貴重なものが出てきたので、お店の開店に合わせて部屋をきれいにして多くの人に見てもらえればと思い展示した。三重県の『まちかど博物館』にも申請中」と説明する。

 「琥珀糖は、約3年前にここで琉球筝曲(そうきょく)などを演奏するホームコンサートをした際にお茶菓子として沖縄らしいものをと自作したことがきっかけでそれ以来、琥珀糖を作る度に皆さんにお配りしていたら、いつのまにか開業することに…」とほほ笑む。

 浩子さんは「現在、バレンタインを意識して『コクハクコハク』というネーミングでチョコレートリキュール味のハート型の商品を試作中」とも。

 営業時間は10時~17時、月~水定休。

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