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志摩マリンランド閉館まであと7日 「ありがとう」の感謝の言葉、壁一面に

志摩マリンランド閉館まであと7日 「ありがとう」の感謝の言葉、壁一面に

志摩マリンランド閉館まであと7日 「ありがとう」の感謝の言葉、壁一面に

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 今月末で営業休止する「志摩マリンランド」(志摩市阿児町)の壁が現在、閉館を惜しむ人たちから「これまでありがとう」など、感謝の言葉で埋め尽くされている。

【その他の画像】1枚1枚スタッフが思いを込めて切っているメッセージカード

 同館は、1970(昭和45)年3月18日オープン、今年でちょうど開館51年になったばかりだが、施設の老朽化などを理由に3月31日に営業休止する。マンボウやペンギン、海女によるエサやり実演などを行う回遊水槽が人気の水族館で、上皇、上皇后両陛下も3回来館された。

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 1月29日に営業休止を発表してから、連日駐車場は満車で、コロナ禍だったこれまでの土曜日曜で500人前後だった入館者は、平日でも1000人から2000人になっているという。新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、密を避けるように分散して入館してもらうように、営業時間を1時間延長して対応している。

 これまで何度も入館したという地元の人や、志摩マリンランドファンなどが入館し、別れを惜しみながらも楽しんでいる様子がうかがえる。保育所や幼稚園時代に何度も遠足で入館し、小・中・高校生のころは友人と、大学生・社会人には県外の友人や同僚などと、結婚してからは妻と、子どもが生まれてからは家族で何度も訪れたという志摩市内在住の50代男性は「目を閉じればその時々の思い出がすぐに蘇る。志摩市民にとって最も大切な場所だったことを今更ながら思い知った。多感な幼少期から大人になるまでお世話になった。心からありがとう」と話す。

 里中知之館長は「営業休止を発表してから有り難いことに、多くのお客さまに入館いただいている。『特別展ザ・ファイナル』の展示室に、メッセージカードを置いたところ、多くのお客さまにご記入いただき、そのメッセージカードで壁一面が埋め尽くされている。一つ一つのメッセージに目をやると目頭が熱くなってしまうので、今は読むことができない…」と複雑な心境を打ち明ける。

 メッセージカードは、同館スタッフが飼育作業の合間に1枚1枚ハサミで切り、ペンギンやマンボウ、海女などの形に切っているが、「切っても切っても追いつかない」と言う。

 里中館長は「本当に残り少なくなってしまいとても名残惜しいが、コロナ禍で積極的に来館を呼び掛けるわけにもいかない…。コロナ対策を徹底し、気を緩めること無く最後の最後までお客さまに喜んでいただけるように対応したい」とも。

 開館時間は9時~18時。入館料は、大人=1,500円、中高生=1,000円、小学生=600円、幼児(3歳以上)=300円。

伊勢志摩経済新聞VOTE

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