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伊勢市出身・三宅淳詞選手 スーパーフォーミュラ、デビュー4戦目で表彰台

伊勢市出身・三宅淳詞選手 スーパーフォーミュラ、デビュー4戦目で表彰台(写真提供=TEAM GOH)

伊勢市出身・三宅淳詞選手 スーパーフォーミュラ、デビュー4戦目で表彰台(写真提供=TEAM GOH)

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 伊勢市出身のレーシングドライバー・三宅淳詞選手が5月21日・22日、オートポリス(大分県日田市、1周4.674キロ)で行われた全日本スーパーフォーミュラ選手権シリーズ第4戦で3位表彰台を獲得した。

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 国内4輪レース・トップカテゴリーに当たるスーパーフォーミュラ(SF)。今シーズン三宅選手は、「TEAM GOH(チームゴウ)」から参戦。新しく結成された同チームにとってもSF参戦は初年度になる。監督は昨シーズンまでホンダF1マネージングディレクターを務めていた山本雅史さん。

 5月21日に行われた公式予選で1周を1分24秒964のタイムで21台中5番手に付けた。22日の決勝レースでは、5番グリッドからスタートし、混戦で順位を2つ落としたが、その後は快調なレースを展開。ピットインの時間を遅らせる作戦を取り32周回を終え最後にピットインし、野尻智紀選手の前でコースに戻り、3位表彰台圏内のポジションに付けた。35週目で1分28秒747のファステストラップを叩き出し、最終的に42周を3位でフィニッシュした。

 三宅選手は「3列目5番手スタートだったので決勝ではチャンスがあると思っていた。スタートではうまく場所をとれずに順位を落としたが、10周を過ぎたあたりから周りのマシンより速いペースで走れていることがわかり、ロングスティントでいこうと作戦変更した。ペースは良かったが、タイヤは厳しく辛いと思う部分もあったが、エンジニアの岡島慎太郎さんやドライビングアドバイザーの伊沢拓也さんが適格なアドバイスをしてくれたお陰で落ち着いてタイヤマネジメントをすることができた。良い車とチームの作戦が決まり表彰台に上がることができた。次のSUGOでも序盤からしっかり良い流れを作れるよう事前準備をしていきたい。応援ありがとうございました」と話す。

 山本監督は「チーム一丸となって取り組んだ結果で、まずは表彰台にのぼれたことを喜びたい。三宅自身、朝のFP2とウォームアップから上手くセットアップをもってきて、今日はレースラップが本当に良かったので作戦も立てやすかった。チームとドライバー、皆に感謝したい」とほほ笑む。

 三宅選手は、伊勢市立北浜小学校・北浜中学校、伊勢学園を卒業。3歳からカートレースに出場し小学5年時に全日本カート選手権で日本一に。フォーミュラーカーレース初参戦となった2018(平成30)年には、Super-FJクラス総合チャンピオン、「鈴鹿サーキット・レーシングスクール・フォーミュラ(SRS-Formula)」スカラシップ獲得。2019年F4クラス総合2位、2021年スーパーGT(GT300クラス)総合5位、スーパー耐久シリーズ(ST-3クラス)総合2位。

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