伊勢市出身の三宅淳詞選手が9月17日・18日、スポーツランドSUGO(宮城県、1周3.586キロ×84周)で行われた4輪自動車レース「2022 AUTOBACS SUPER(スーパー) GT第6戦 SUGO GT 300km RACE」に「MAX RACING」チームから出場した。
【その他の画像】昨年のスーパーGT鈴鹿大会で優勝したMAX RACING
市販の4輪自動車を改造したレーシングカーで競うスーパーGTはGT500とGT300の2クラスが同時に走る混走レースで、走行距離は300キロまたは500キロ。全8戦を行い、シリーズチャンピオンを決める。
今シーズンの三宅選手は、一昨年から参戦しているスーパーGT(GT300クラス)のほか、スーパー耐久シリーズ、全日本スーパーフォーミュラ選手権に出場する。マシンはトヨタGR スープラ「HACHI-ICHI GR Supra GT」、兵庫県出身の佐藤公哉選手とチームを組む。
同選手権では、チームオーナーで自身もレーシングドライバーだった大野剛嗣さんが3月2日に急逝したことから第1戦・岡山(4月17日)は出場することができず、第2戦・富士(5月4日)からの出場となった。第2戦は19位、第3戦鈴鹿(5月29日)は22位、第4戦・富士(8月7日)はリタイヤ、第5戦・鈴鹿(8月28日)は予選タイムで2番となり決勝でもトップを走っていたがマシントラブルによりクラッシュしリタイア、第6戦菅生(9月18日)は14位と、いずれもノーポイントで苦戦が続く。第7戦オートポリス(10月2日)と第8戦もてぎ(11月6日)の2レースを残す。
三宅選手は「前回の鈴鹿のクラッシュで大きなダメージがあったが、チームのみんなが短期間で修理してくれた。昨年は100キロの最大サクセスウエイトでもポイントを獲得できたので、今回は自信があった一戦だったが、マシンの調子が良くなく、思うようなパフォーマンスを出すことができなかった。決勝に向けてマシンのセッティングを変更し少し改善した。決勝レースは雨が降る展開になったが何とか追い上げることができた」と話す。