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志摩市が「伊勢エビ給食」、1500匹使い志摩観光ホテルシェフがレシピ考案

志摩市が「伊勢エビ給食」、1500匹使い志摩観光ホテルシェフがレシピ考案

志摩市が「伊勢エビ給食」、1500匹使い志摩観光ホテルシェフがレシピ考案

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 志摩市が12月13日、市内の小学校7校、中学校6校の子どもたちに地元で取れた伊勢エビを使った料理を給食メニューに提供した。

【その他の画像】志摩観光ホテル総料理長の樋口宏江さんがメニューを考案・監修の伊勢エビ料理「伊勢志摩産伊勢エビの柑橘みそ焼き」

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 1匹当たり150~200グラムの伊勢エビ約1500匹を使い、1人分を伊勢エビ半分に割って提供するメニューは、志摩観光ホテル(志摩市阿児町)総料理長の樋口宏江さんが考案・監修した。

 志摩市教育委員会学校給食センターの島田隼人さんは「伊勢エビやフグなどの地場産の高級食材を給食で提供する『記憶に残る給食事業』の一環で約600万円を予算化。今回の伊勢エビ給食の仕入れには300~400万円をかけた」と話す。

 志摩市は、2018(平成30)年度から毎月1回を「志摩給食の日」とし、市内で生産・収穫される食材を使う給食を提供するとともに生産者から話を聞く交流会を実施している。11月15日には志摩市で生産された「かつお節」をメニューに採り入れている。

 当日、市内全校の子どもたちに提供した給食メニューは、地元で作る「船越みそ」と地元産のかんきつで作ったソースを半分に割った伊勢エビに塗りオーブンで焼いた「伊勢志摩産伊勢エビのかんきつみそ焼き」のほか、「志摩産のアオサ入りポタージュミルファンティー」「麦ごはん」「大内山牛乳」の3品。鵜方小学校(阿児町)では、伊勢エビを目の前に子どもたちは満面の笑みをこぼし「いただきます」と手を合わせた。

 食べ始めると子どもたちは、伊勢エビを手に持ってかぶりついたり箸を1本ずつ両手に持って伊勢エビの身をほぐしたりしながら「おいしい」「志摩に生まれてよかった」「最高」「ミカンの味がする」などと口々に感想を述べながら、地元で取れた食材を堪能していた。

 同日の交流会では、同小学校の5年生79人が、「志摩町和具海老(えび)網同盟会」(志摩町)会長で伊勢エビ漁業者の小川吉高さんから100グラム以下の伊勢エビはその場で海に返す資源管理の話を、樋口さんから伊勢エビの料理についての話を、給食センターの中村昌司さんからどのように調理したかと給食を残さず食べてほしいという話を、それぞれ聞いた。

 「市内全校の子どもたちに一度に伊勢エビを提供したのは初めて」と島田さん。朝から給食センターで調理を手伝ったという樋口さんは「毎日伊勢エビを料理しているが、一度に3000人分を作るのは初めて。とても勉強になった」とほほ笑んでいた。

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