映画「親のお金は誰のもの 法定相続人」の製作委員会のメンバーが10月3日、映画の完成を祝い、ヒットを祈願するため、猿田彦神社(伊勢市宇治浦田)を参拝した。
【その他の画像】映画「親のお金は誰のもの 法定相続人」製作委員会のメンバーが猿田彦神社とさるめ神社を参拝
10月6日から全国の映画館で上映される同作は伊勢志摩で真珠養殖を営む家族に巻き起こる相続劇で、俳優の比嘉愛未さん、三浦翔平さん、三浦友和さん、石野真子さんらがそれぞれの役を演じている。映画の力で日本を盛り上げたいと伊勢志摩の有志が立ち上がり、伊勢志摩で撮影し完成させた。
この日は、「みちひらきの神様」として知られる猿田彦大神を祭る「猿田彦神社」と、境内社で「芸能の神様」として知られる天宇受売命(アメノウズメノミコト)を祭る「さるめ神社」を参拝。
メンバーは書家の木積凜穂(こづみりんすい)さんが揮毫(きごう)した映画のタイトルの題字とポスターを持参し、神前に映画の完成を奉告、映画のヒットを祈り、手を合わせた。多くの芸能人ののぼりが立つ「さるめ神社」の前では映画にも出演している南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代さんののぼりを見つけて記念撮影するなど期待に胸を膨らませていた。
プロデューサーの東友章さんは「本日、無事に映画が完成したことを奉告させていただき、大ヒットすることをお願いした。伊勢志摩の仲間が集まり映画を作ろうと準備を進めたが、日本に限らず世界の人に『命でつなぐ家族の物語』を伝えたいと思った」と話す。
「映画の主題歌としてVicke Blanka(ビッケブランカ)さんが書き下ろしてくれた『Bitter(ビター)』のデジタル配信も4日に始まり、映画のワンシーンに合わせたリリックビデオの公開も始まった。5日19時30分からインスタライブを、20時からミュージックビデオのプレミア公開を予定しているという。特に映画を見た人には、ビッケさんの歌詞が刺さると思う。音楽もとてもすてきなので多くの人に聴いてもらいたい」とも。
三重県内での上映は、「イオンシネマ」5館(津、津南、桑名、鈴鹿、東員)と「109シネマズ明和」で上映。