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伊勢志摩が舞台の映画「親のお金は誰のもの 法定相続人」、10月6日公開決定

伊勢志摩が舞台の映画「親のお金は誰のもの 法定相続人」(写真提供=映画「法定相続人」製作委員会)

伊勢志摩が舞台の映画「親のお金は誰のもの 法定相続人」(写真提供=映画「法定相続人」製作委員会)

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 伊勢志摩を舞台に真珠養殖業を営む家族に起こるエピソードを劇場映画にした「親のお金は誰のもの 法定相続人(旧タイトル「法定相続人」)」の公開日が10月6日に決定した。

【その他の画像】「親のお金は誰のもの 法定相続人」伊勢志摩で撮影 真珠工場にて

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 真珠養殖業を営む両親を持つ3人姉妹の三女・大亀遥海(はるみ)を比嘉愛未さん、認知症の疑いがある遥海の父親の成年後見人となった弁護士・城島龍之介を三浦翔平さん、遥海の父親・大亀仙太郎を三浦友和さん、母親・満代を石野真子さん、長女・珠子を三重県菰野町出身の松岡依都美さん、次女・浜子を南海キャンディーズの山崎静代さんが演じる。

 幼なじみで遥海に恋心を抱く雄太を浅利陽介さん、龍之介と同じ弁護士・井坂を小手伸也さん、真珠ブローカーの金増を田中要次さんら俳優陣が脇を固める。「海難1890」(2015)、「天外者」(2020)などを撮る田中光敏さんが監督を、小松江里子さんが脚本を手がける。

 2000(平成12)年から施行されている法律「成年後見制度」の問題を描きつつ、「時価6億円の伝説の真珠」を巡る家族の大騒動を描き、「学びあり、笑いあり、涙ありのハートフルなエンターテインメント映画」に仕上げた。映画の力で地域を盛り上げたいと伊勢志摩出身の有志らが結束して製作委員会を組織し、昨年4~5月、伊勢志摩で撮影を行った。

 製作委員会の橋爪吉生委員長は「コロナ禍での撮影でさまざまな制約もあったが、素晴らしい作品ができた。伊勢志摩の美しい風景と真珠養殖という特異な生業も映画の中でしっかり伝えている。真珠核をアコヤ貝の中に入れる挿核作業の撮影で、三浦さんと石野さんは撮影前に地元真珠養殖業者から直接指導を受けて演技に臨んだが、さすがはプロ。長年真珠養殖を営んでいる夫婦のようだった」と打ち明ける。

 プロデューサーの東さんは「コロナ禍で予定外の経費もかなり増え、限られた予算の中でギリギリの運営を続けてきた。潤沢な広告宣伝費を確保できない状況だが、多くの人に見ていただきたいのでSNSなどで映画の宣伝をどんどん拡散してほしい。われわれも上映していただける映画館が増えるようにまだまだ頑張っていきたい。豪華俳優が勢ぞろいした映画となっているので、それぞれの俳優のファンはもちろん、伊勢志摩の住民、三重県民、全員で動員に力を貸してほしい」と呼びかける。

 比嘉さん、三浦翔平さん、田中監督らが舞台あいさつを行う完成披露上映会を9月7日、シネマート新宿(東京都新宿区)で行い、その1カ月後に全国のイオンシネマなどでロードショー公開する。

 前売券(1,500円)の販売は9月1日12時~、オンラインチケット販売「ムビチケ」にて開始する。

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