「無垢塩草」でお祓い誰でも自由に、二見興玉神社の元旦から5日間だけ

通常は祈祷者しか入れない拝殿を正月の5日間だけ誰にでも自由に開放し、無垢塩草によるお祓いを受けることができる。二見興玉神社。

通常は祈祷者しか入れない拝殿を正月の5日間だけ誰にでも自由に開放し、無垢塩草によるお祓いを受けることができる。二見興玉神社。

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 通常は祈祷(きとう)者しか入れない拝殿を誰でも自由に開放し、無垢塩草(むくしおくさ)によるお祓いを受けることができる二見・夫婦岩で有名な二見興玉(おきたま)神社(伊勢市二見町江、TEL 0596-43-2020)の新春の特別行事「太鼓大祓(たいこおおはらい)」が、元旦から5日まで行われる。

「無垢塩草」(200円)は、身に付けたり、浴場に入れるなど不浄祓守として

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 約10年前から続く同行事は、神職が拝殿で太鼓を叩きながら「大祓詞(おおはらいし)」(お祓いの言葉)を唱え、その太鼓の音と共に舞女が鈴を使って参拝者の頭上をお祓い、最後に神職が霊草「無垢塩草」にて参拝者をお祓いするというもの。「無垢塩草」とは、夫婦岩の沖合700メートル先に鎮まる猿田彦大神ゆかりの興玉神石より採取した藻草を天日に干して「祓いの具」としたもの。

 新春のみ特別に誰でも拝殿に入れ、無垢塩草のお祓いを受けることが出来ることから、初詣の恒例にしている家族連れも多いという。

 同神社の福田和人さんは「年頭に、太鼓と共に奏上する大祓と無垢塩草でお祓いすることで、心身が浄化される。皆様に幸多き年となりますように」と説明する。

 特別行事は9時~16時の時間で随時行われる。

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