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西野カナさん、初の全国アリーナツアー-故郷三重からスタート「おかえり」「ただいま」

西野カナさん、初の全国アリーナツアー-故郷三重からスタート「おかえり」「ただいま」

西野カナさん、初の全国アリーナツアー-故郷三重からスタート「おかえり」「ただいま」

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 三重県松阪市出身で「みえの国観光大使」も務める歌手の西野カナさんが10月13日、アリーナコンサート「Honda meets Music Kanayan Tour 2012 ~Arena~」を三重県営サンアリーナ(伊勢市朝熊町)で開いた。

ブランコに乗りながら歌う西野カナさん、地元三重県営サンアリーナで

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 同コンサートは、西野さん初の全国アリーナツアーで三重を皮切りに、広島・グリーンアリーナ(10月17日)、マリンメッセ福岡(11月1日)、名古屋・日本ガイシホール(同8日・9日)、大阪城ホール(同13日・14日)、さいたまスーパーアリーナ(同23日・24日)の全国6カ所を回る。三重県でのコンサートは、昨年初の全国ホールツアー「Kanayan Tour 2011~Summer~」で三重県文化会館(津市)を訪れて以来2度目になる。この日は約7000人が会場に詰め掛けた。

 4枚目になるニューアルバム「Love Place」(3,059円)を9月5日に発売したばかりの西野さん。コンサートでは同アルバムから12曲をピックアップ、さらに「どこにも誰にも言ってない」(西野さん)という新曲「Always」を初披露、アンコール曲も含め20曲以上を歌い上げた。

 ステージでは、CG映像を駆使したプロジェクションマッピングを活用し、曲に合わせてさまざまなシーンを演出。SMEレコーズ(東京都千代田区)の夏目恒明さんは「今回のプロジェクションマッピングは今のところアリーナツアー、国内最大規模の仕掛け」と説明する。

 西野さんは会場のファンから「おかえり~」と声援を受けると「お~(笑)。ただいま~。めっちゃうれしい」と喜びを言葉で表した。また母親がコンサートスタッフに差し入れをしてくれたエピソードを披露。「なんと米1俵。生米(なまごめ)ですよ。生米の差し入れ」と暴露し会場を沸かせた。コンサートの最後には「コンサートに来てくれてありがとう。三重が地元で良かった」と三重弁全開でファンに感謝の言葉を添えた。

 西野さんを応援しようと駆けつけた三重県知事の鈴木英敬さんは、会場の片隅から見守り、知事の職を忘れて歌に合わせてリズムを取りながら体を揺らしていた。「西野さんは『みえの国観光大使』も務めていただいている。今日がアリーナツアーの初日なので、ツアーを成功させてあげたいというような(個人的な)思いと、全コンサートがソールドアウトし成功するようにという願いを込めながらコンサートを見せていただいた。素晴らしいコンサートだった」と感想を漏らした。

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