天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが3月26日、伊勢神宮外宮（げくう）と内宮（ないくう）の両宮を参拝された。愛子さまにとって、単身での地方訪問は初めて。

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　今回の参拝は、天皇家の祖先とされる天照大御神に大学卒業と就職を報告するためのもの。愛子さまの伊勢神宮の参拝は、2014（平成26）年7月29日に天皇皇后両陛下（当時皇太子皇太子妃）と訪れて以来10年ぶりで、2度目になる。

　1泊2日の日程で、26日は伊勢神宮参拝後、鳥羽市に宿泊、27日午前は、明和町の「斎宮歴史博物館」と「いつきのみや歴史体験館」を視察。その後、奈良県に移動され、神武天皇陵を訪問する予定。

　この日は早朝から雨が降り、愛子さまの伊勢訪問を誰もが心配していたが、外宮に入られると雨はやみ、光が差し、神域にすがすがしい風が吹いた。愛子さまは白のロングドレスに、真珠のネックレスとイヤリング、ブローチを身にまとい、参道を進み、沿道で待つ人たちに会釈をしながら、優しくほほ笑んでいた。